パチンコ店「女性に注意して欲しい」不快なトラブル!?
女性演者だけじゃない! 女性は注意!! パチンコホールでの不快なトラブルは昔からあった!?
女性演者の人はパチンコホールに来店した時に、色々とトラブルが発生する事があるらしい。最近では「高設定をツモったけどファン対応をするために稼働が出来ないので譲るハメになった」だとか、「写真を撮る時に体を必要以上に触ってくる」などがあったようだ。
アイドルの来店なんかは何度か取材に行った事があるけれど、ちゃんとマネージャーが居て、カメコと呼ばれるカメラ小僧達との距離も保たれていたので、トラブルはなさそうだった。しかし、個人でやっているインフルエンサー系の女性演者となると、そうやって対処してくれるマネージャーがいないのが問題だ。
パチンコホールだと変な親近感があるのか、触ってくる人は多い。
昔に、パチンコホールでセクハラを受けた事がある。割とそういった事には敏感な私だけど(変な人センサーはすぐに反応する)、それが「意識してやっている行為」と分かるまでは時間がかかった。
そう、ものすごくナチュラルなやり方だったのだ。これはもう手慣れた奴の手口に違いない。そのおじさんは、海のシマの常連でタコみたいな顔をしている人だった。
いつもしかめっ面をして、「今日もダメだわー」と言っているようなタイプで、挨拶を交わすようになった時、肩をちょんちょんと触ってきて「よっ、どう? 」と声をかけてくる。
そして一言、二言話して去るというのが定番だった。当時は彼氏とホールに通っていたが、なぜか私が一人の時に話かけてくる事が多かった。今考えると一人の時を狙っていたのかもしれない。
そのおじさんは話している時はいつも腕組みをしていた。おじさんの挨拶の定番でもある肩ちょんちょんが次第に、腕組みのひじで私の体をツンツンと突くのに変わった。距離近っ…! と思ったけれど、まだ気づかなかった。
そのうち「触り予告」もステップアップ…それから私も対策を講じた。おじさんに話しかけられた瞬間に、距離を取る・さりげなくガードするなど対応したのだ。
こういうタイプは昔も今も必ず居る。誰かに対処してもらうのが一番いい方法かもしれないけど、そうじゃない時には自分で身を守らなきゃいけない。自分が変わるか、相手が変わるかしかない。
けれど、はなから女の子を触るつもりでホールにやってくるメンズ相手には自分が変わる方が早いだろう。悲しいけれど、これが現実であると思いつつも、紳士な方が増えてくるのを願っている。
(文=松戸檸檬)
<著者プロフィール>
パチンコ発祥の地・名古屋市出身。ファッション誌の編集者になる予定がパチンコ雑誌の編集者になった事がきっかけで、この業界にズブズブと浸かる。編集者の後、フリーライターを経て、開発会社にてグラフィックデザイナーとなる。パチンコ業界の外側から内側まで経験し、業界で稼いだお金はキチッとホールに還元する清く正しきパチンカー。
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