パチンコ名機『モンスターハウス』…確変50%とは思えない爆裂連チャンで大ヒット!!
パチンコ名機『モンスターハウス』
少し前に某有名レトロ台ゲーセンに行って参りました『電撃しらっち』です。こんにちは。そのゲーセンの報告は改めてさせていただくとして…今回は、その際に思い出深い1台とたっぷり3時間ほど相まみえてきたお話をします。
老舗メーカー『竹屋』が1996年にリリースした初代『CRモンスターハウス』です。「これは1度だけでも良いから必ず当てたい」と打ち始めたのですが、見事に1000回ハマりを喰らってしまいました。
そりゃ大当り確率は往年のマックスタイプと変わらない1/367(確変率50%)ですから、これくらいのハマりは充分にあり得る訳で。しかし、これがまたウソのような本当の出来事なのですが…唯一のプレミアである『ゾンビの手』リーチで当ったのです。
確か出現確率も物凄く低くて、本当にレアな演出だったと思います。設置当時には、拝むことのなかった大当りシーンでしたから感無量でした。でもこれがまた一瞬の出来事なんで写真なんか撮れない訳です、
『アッ』と思った時には大当り画面に移行していますからね。でも『これで確変GETだぜ』と安堵したのですが…ちなみに、今では当り前の通常絵柄揃いからの確変絵柄への昇格抽選。実はモンスターハウスが先駆けだったのです。
「プレミアといえば確変濃厚」みたいな印象はあるでしょうが…
話を戻しますが、その再抽選が始まり停止したのは何故か数字の2絵柄。そうなんです。
最近のパチンコ機はプレミアといえば確変濃厚みたいなところがあるじゃないですか。でもモンスターハウスのプレミアは通常絵柄もあり。喜びから一瞬で落胆へと変わった訳ですが仕方ありません。
これで、またもや落胆。2段階落胆ですよ。本当に人の記憶というのは曖昧なものです。あんなにも打ち込んでいた台なのに、思い込んでいた記憶が全くの勘違いだったのですから。まぁ貴重なプレミアで当ることも出来たしヨシとするしかないのですが。
それにしても不思議な魅力の詰まった1台です。スペックも決して甘いとは思えないのですが、確変50%とは思えない爆発力を秘めていましたからね。
『パチンコ』ではなく現在のような『アミューズメント』という横文字がやっと出始めた頃。近所に貯玉システムを備えた大型パチンコ店が、初めて出来たんです。そこのモンスターハウスで、コツコツと貯め込んだ貯玉は数万発ほどでしたが…。
負ける時の方が早いもので、少し連敗するとアっという間になくなっちゃいました。それ以来、貯玉は一切したことがありません。
通常時の絵柄停止や、再抽選などにも法則性があり、一喜一憂できたりもしましたし、体感機での攻略法もあり、本当に話題にも事欠かない1台でしたね。再販が重なったことから新パネルも何種類か出ました。
それこそ人気の証でもありますが、それまでヒット機のなかった竹屋にとっては史上最高のヒットマシンとなった訳ですから。そもそも竹屋は、主力が島設備等でありパチンコ台リリースは極端に少なかったのですが。
最近では『高尾』の破綻の件もあり、パチンコ店だけでなくメーカーも厳しいというご時世。竹屋にはいつまでも頑張って頂き、末永くモンスターハウスの後継機種を送り出し続けてほしいものです。