パチンコ「万発も余裕」 !? 出玉増加RUSHは右50％1500発!!

人気アニメとのタイアップ機をピックアップ

　ユニバーサルエンターテイメントが発売したパチンコ『Pハイスクール・フリート』は同タイトルの人気アニメとのタイアップマシンで、海上の保安と防衛を担う「ブルーマーメイド」になるべく厳しい訓練を励む女子生徒たちの奮闘を描いた作品である。

　萌え要素も強いキャラクターの可愛さや華やかさがある一方で、坂本龍馬が暗殺されなかった世界線が描かれており、歴史的な観点からも興味深い。

　実際には「日本海軍の父」と呼ばれた山本権兵衛や西郷隆盛の弟・西郷従道などの薩摩色が強い初期の日本海軍だが、「海援隊」の経路で日本の海上防衛組織が成立したという設定は知的好奇心を刺激する。

　さて、パチンカーを刺激するものといえばいつの時代も出玉やスペックだが、本機は70％で小当りRUSHがループする「超攻撃型スペック」としてパチンコファンに訴求した。

　大当り確率は1/319.6で、上記で述べたように初当りの70％で確変に突入する。しかし、ヘソ抽選時では小当りRUSHに突入することはなく、右打ち中の25％で振り分けられているそのフラグを引き当てる必要がある。

　このように小当りRUSHまで到達するには少々段階を踏まないといけないが、一度小当りRUSHに突入してしまえば確変を引くかぎり小当りRUSHが途切れることはない。つまり、確変割合である70％の確率で継続することになる。

　また、この「確変＝小当りRUSH」の条件は、初当り時に確変非突入となった際に移行する50回転の時短やノーマル確変中の通常大当り獲得時に付与される100回転の時短中にも有効で、小当りRUSHの突入をサポートしてくれるのである。

「右50％1500発×小当りRUSH」ツボにはまれば万発も余裕!?

　肝心の小当りRUSHは、1/1.36の高確率で小当りが発生し、平均の獲得出玉は約330発となっている。小当りRUSHだけにフォーカスするとそれほど迫力ある出玉につながらないという印象を受けるかもしれないが、小当りRUSH中は大当りの半分が最大出玉となる10ラウンド約1500発となるので、全体で見れば充分な出玉感を享受できるのだ。

　1500発と小当りの連打で大量出玉を獲得する本機。小当りRUSH突入時の平均期待出玉は約6000発。ツボにはまれば一撃で1万発、2万発を余裕で吐き出すポテンシャルも持っている。

　一方、演出の重要なポイントを担うのが「はいふりんく」。「○○すれば」のミッション演出で期待感を盛り上げる。「はいふりんくPV」「全員集合」「はいふりんくラッシュ」の3パターンから信頼度を積み上げつつスーパーリーチへ期待を繋ぐ。

　ほかにも「次回予告」や「キャラ群」といったパチンコの定番激アツ演出や戦艦ギミックが発動する原作ファン歓喜のストーリーリーチなど、演出面での完成度も高い。イギリス、アメリカとともに世界三大海軍と呼ばれた日本のフリートは、パチンコ界でその実力を示している。