「大当り確率激辛」でも夢中になったパチンコ?最後の確変2回ループ機!!
ここ最近の私は「ゲームセンタータンポポ」のレトロ台ばかりを打っています。厳密に言えば、それはゲームセンターの範疇となります。パチンコを打っているようで、そうでもないのです。複雑なのですが、それでもパチンコと同じように打って一喜一憂して楽しんでいます。
本当のパチンコ店では『甘海シリーズ』ばかり打っています。しかも1円パチンコばかりです。4円パチンコも打ちたいのですが、予算が無いので1円パチンコで十分だと思っています。上手くいけば、たとえ1円パチンコでもプラス収支を出すことは可能ですからね。
大当り確率が低い機種は手を出せないのですが…
お恥ずかしいお話しなのですが、近年メイン機種になっている『Pエヴァ咆哮』、『Pガンダムユニコーン』、『Pリゼロ』などを打ったことはありません。一発ツモれば、一気に出玉を得られるタイプなゲーム性は理解していますが…甘海よりも低い確率が気になってしまうのです。予算もない私は、ミドルスペックなどを打てる勇気がありません。
繰り返しておりますが、このように「予算がない」というのは、今に始まったことではないのです。当時のCR機が徐々に出始めた平成初期。今のP機ミドルスペックよりも、さらに確率の低いCR機がいくつも発表されました。
その時は“どっぷり”とパチンコにハマって、なけなしの資金で無謀な勝負に出ていました。結果的には負け込んでいましたが…。
その中で、何度打っても負けてばかりだったCR機がありました。それは『CR大リーガーV5』(大一商会)です。これからスペックなどを紹介しますが、とにかく勝ちにくい機種でした。
あの「野球根性アニメ」激似の野球中継をモチーフに!
大当り確率は3段階設定付です。設定1で386.5分の1、設定2で393.5分の1、設定3で429.5分の1でした。同機は確変突入率3分の1で、突入して以後2回ループ型の旧基準機でした。最後の2回ループが機だったといわれています。
ゲーム性は、野球中継をモチーフにしたものです。液晶画面下には中継アナウンサーとその文字が示され、その上では野球対戦しているアニメが描かれていました。確変は赤数字3つ揃いで、中絵柄が黄色や青色だと通常でした。確変は9回まででリミットになります。
まともに投げていないシーンばかりでしたが、そんなことでバットが簡単に折れたり、やたらとデッドボールばかりでハズレます。これには、苦笑するしかなったのでした。
バットに当たると実況が「ジャストミート!」と叫んでリーチになります。その後で色々と打球が飛んだり、落球したり走塁がセーフとなると「チャンス!」と叫んでスーパーリーチに発展します。
2回以上「チャンス!」となると激アツです。たまにチームの監督が審判に抗議する場面もあります。それらをクリアしてホームインしたり、ホームランだと大当りです。
しかし設定3で429.5分の1という、当時のCR機としては「激辛」。当てることが容易でないことは想像いただけるかと思います。どれだけ打っても、この機種だけは本当に当らなかった印象です。
上記のリーチで「チャンス!」と2回叫んでも当らない、難攻不落でした。周囲を見渡しても、苦しんでいる方が大半といった感じで…パチンコ店の設置は短命だったと記憶しています。
当時、同機メーカー・大一商会が発表したCR機の多くは大当り確率の低かったという感じがします。理由は不明ですが、パチンコ店での運用が良くできるような意図があったのでしょうか。いずれにせよ手持ち予算がないのに、なぜ打ち続けていたのか…今思えば不思議です。そんな『CR大リーガーV5』の思い出でした。