レトロ台 列伝「こんなに怖すぎて大丈夫?」と思った絶叫系恐怖パチンコ!!
レトロパチンコ列伝『CR呪怨』
皆さんは藤商事といえば何のパチンコ機を思い浮かべますか? 大半の方は『リング』を中心としたホラー系パチンコだと思うのですが、今回のレトロ台は2013年にリリースされた『CR呪怨』です。
ホラーパチンコというジャンルを切り開いた藤商事の『CRリング』シリーズですが、このリングに限らず藤商事は数々のホラー系パチンコをリリースしております。
『CRオーメン』、『CR着信アリ』、『CR仄暗い水の底から』、『CRヴァン・ヘルシング』などのホラー映画モノに始まり、『CR地獄少女』や『CR地獄先生ぬ~べ~』などのアニメ版権まで。
もっと古いところでいえば『CRエイリアンVSプレデター』や『CRゴーストバスターズ』もそうでしょうし、『CRゲゲゲの鬼太郎』や『CR怨み屋本舗』なんかもホラー系といえるでしょうね。
そう思いながら某サイトの藤商事機種一覧を見ていると、実に半分近くホラー系なんじゃないという勢いで。まぁよくもこれだけのホラーパチンコを送り出したものだと感心しております。
それで今回の呪怨ですが、ちょっとヤバいレベルの怖さですよね。ショールームで試打した時も『こんなに怖すぎて大丈夫なの? 』と思ったくらいですからね。ですがそれもそのはず。
呪怨は元々Vシネマ作品だったのですが、めちゃくちゃ怖いと口コミで評判となり映画化。登場キャラクターたちにも強烈なインパクトがあり、最恐ジャパニーズホラーともいわれハリウッドでリメイクされた程の作品ですからね。
耐えられない…絶叫してしまうほどの完成度
私自身はホラーというジャンルに全く興味がないので一切見たことはないのですが、パチンコを数回打っただけでも十分すぎるほど。今後も見たいという気は全く起こらない程に不気味なマシン(褒め言葉)です。
スペックは潜伏確変ありでマックス、ミドル、ライトの3種類。原作を忠実に再現した恐怖演出の数々もそうですが、特筆すべきはそのギミックでしょうか。伽椰子、呪眼、怨霊の手の3つのギミックがもう不気味すぎて言葉もありません(褒め言葉)。
いつも思うのですが、ホールでホラーパチンコを遊技されている方って意外にも女性が多いんですよね。何なら年輩のおばあちゃんなんかもいたりしますし。女性パチンカーは、恐怖への耐性が強いのかも知れませんね。
他メーカーからも『CRクロユリ団地』、『CR稲川淳二 怪談ナイト』、『CR貞子3D』など、いくつかのホラーパチンコがリリース済ですが、中々ヒットまでとはいかないのが現状のようですね。
2017年に『パチスロ呪怨』、2019年には『S呪怨 再誕AT』がリリースされておりますが、パチンコの後継機種はなし。今後の有無も定かではありませんが、もはや藤商事の独壇場といっても過言ではないホラーパチンコジャンル。
今後も更なる恐怖をもたらしてくれることを藤商事には期待したいです。