パチンコ「出玉新体験」最新マシンと伝説の一発台!!

パチンコ分野に熱狂を呼び込む業界のリーディングカンパニー

 SANKYOの攻勢が止まらない。

 現状で人気ナンバーワンの座を『Re:ゼロ』と分け合っている『新世紀エヴァンゲリオン~未来への咆哮~』を筆頭に、『Pフィーバー機動戦士ガンダムユニコーン』『Pフィーバーダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』『Pフィーバーからくりサーカス』とぶっ壊れ出玉を体験できるマシンが出揃っている。

 往年の近鉄バファローズ「いてまえ打線」を彷彿とさせるラインナップだが、さらに出玉力といえば右打ち中は3800発の出玉を獲得できる『Pフィーバー蒼穹のファフナー3 EXODUS 超蒼穹3800ver.』も存在するのだ。

 しかし、そんな重量打線のマシンたちでも4番打者のポジションを明け渡さなければならないようなマシンが登場予定だという。それが来年2023年の1月上旬に導入が予定されている超最新台『P大開王』だ。

新しい出玉体験を提供! 手に汗握る究極の1/2仕様

 本機は初当りの52%でRUSHに突入するようになっているが、その際に獲得できる出玉がなんと4500発。通常なら2連、3連させないと取得不可能な大量出玉を1回の大当りで手にすることができると紹介されている。

 しかも、それが連チャンのスタートラインであり、さらなる上積みかつての一発台にRUSH機能が付与されたようなシステムから異次元の出玉体験をもたらせてくれるに違いない。

 一発台といえば、SANKYOにはパチンコの歴史に名を残した特級名機がある。そう『スーパーコンビ』である。3つの穴が開いているクルーンの手前に落ちれば大当りというシンプルすぎるゲーム性が全国のパチンカーを魅了した。

 いまの液晶が当り前のファンには理解できないかもしれないが、どんな激アツ演出よりもこの単純な現象が打ち手を芯から震わせるのである。大当り中には、そんな興奮したファンを静ませるためか、長閑な童謡が流れるのだが、このときばかりは最高にアガるEDMパリピメロディに聞こえるから不思議である。

 一発の玉、1回の大当りに価値を凝縮させていたからこそ成立することであるが、大量出玉に対する期待感の原体験がここにはあるのだ。

 このスーパーコンビは、昭和・平成・令和と3つの時代にまたがってホールに登場した。前述の『スーパーコンビ(I・II)』のシリーズ機として、1995年に『スーパーコンビSP』、2000年に『CRスーパーコンビSP』、そして去年P機で『Pスーパーコンビα7500』をそれぞれリリース。

 第2弾は液晶画面でクルーン演出を表示する3回セットの権利物。第3弾はクルーン役物を搭載しているもののデジタル抽選で大当りが決まる3回権利物になる。

 液晶伝統の3穴クルーンと1回の大当りで大量出玉を獲得できるゲーム性を継承したのは最新の『Pスーパーコンビ』で、じつに36年という年月を越えて伝説が受け継がれたのである。

 現在の最新トレンドを追いながら歴史やレガシーもしっかり伝えていくSANKYO。業界のトップランナーとしての矜持がそうさせるのかもしれない。

大森町男

羽根物によってパチンコの魅力にとり憑かれ、パチンコ雑誌を製作する編集プロダクションに入社。パチンコに関する記事作りや編集業務に携わる。編集長としてファン雑誌の制作に取り組むなどの経験を活かし、その後は携帯サイトやweb、動画コンテンツなど幅広いパチンコメディアに従事。現在はフリーランスのパチンコライターとして活動。パチMaxを中心に消極的に執筆の場を広げている。

Twitter:@machioooo777

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