パチンコ「6000発の塊」がループする夢のような激アツ仕様! しかし、これが最後のマシンになる可能性も…?
一度大当りすると、決められた回数まで大当りが連続で発生し、必ず大量出玉を獲得できる、いわゆる「セットタイプ」と呼ばれるゲーム性のマシンとして登場した『CRターミネーター2』。その正統後継機となる『Pターミネーター2 TYPE7500』(平和)が先日デビューした。
再度6000発をゲットできるループ性もアリ
大当り確率が1/319.6のミドルタイプで、初当りの大部分で移行する150回転の時短で引き戻すことができれば6000発の出玉を獲得できるセットモード「超TERMINATOR MODE」へ突入する、いわゆる突破型の大量獲得機になる。
初当り時は80%で150回転の時短「TERMINATOR MODE」に移行。ここでの引き戻し率は約38%となっている。残りの20%は6000発モード直撃で、トータルのセットモード突入率は約50%だ。ヘソ抽選時の直撃は初当り分の10ラウンド1500発も加わるので、合計で7500発の出玉となるプレミアムフラグとなっている。
前作のCR版では、セット突入時はおなじく約6000発の獲得に対して、確変直撃が10%、チャレンジモードの時短は100回転の引き戻し約26.8%となっていたので、前作よりもセットモードへの期待感がアップしている。
「TERMINATOR MODE」で引き戻しを実現させた場合は、1/1の確率になる特図2大当りが当該と保留によって4発分を確保し、1500発の大当り4セットを消化することになる。1回の大当り消化後はすぐに次の大当りが発生し、6000発獲得するまでにかかる時間は約5分とスピーディー。間延びすることなく大量出玉を引き出せるのである。
6000発獲得後は、再び「TERMINATOR MODE」へ移行。2回目以降の時短は87回転に縮小されるが、大当りすれば再度6000発をゲットできるループ性が組み込まれている。
87回転の大当り期待度は約24%と、およそ1/4で一撃12000発を期待できる激アツの出玉性能。もちろん、再度87回転で引き戻せば6000発の上乗せと、大量出玉がループする夢のようなスペックが本機最大の魅力となる。
あえてセットタイプを打つ必要がなくなるのでは?
このようにセットタイプは一度にまとまった出玉を獲得できることが1番の魅力となるのだが、今後はこのセットタイプは衰退するのではないだろうか。
というのも、大出玉時代に突入した昨今のパチンコ機においては、従来型のゲーム性である機種でも3000発を越え、4500発、6000発と連チャンの一部に大量出玉フラグを装備したRUSHを実現しているので、あえてセットタイプを打つ必要がなくなるのではないかと予想できるからだ。
もちろん、本機のような必ず6000発がループするほどの出玉力には及ぶものではないが、20~25%ほどの確変ループタイプにおける時短の引き戻し率ほどの連チャン性に期待するくらいなら、80%超のRUSHのなかで大量出玉を望める機種により魅力と可能性を感じることだろう。
したがって、もしかするこの『Pターミネーター2 TYPE7500』はセットタイプ最後のマシンとなりえることがなくもない。そういった意味では貴重な1台として打ってみる価値があるのではないだろうか。