「利益率7割」「遠隔操作もある」自称元パチンコホール社員の“でたらめ発言”に非難続出! 業界の大物も「有り得ない」とブチギレ
パチンコ業界の大物がお怒りだ。
3月9日、大崎一万発氏が運営するYouTubeチャンネル「まんぱつ」では、『ふざけんな!年収チャンネル!!【ブチギレ速報】』と題した動画をアップ。サムネイルには“まさに怒り心頭”といった表情を浮かべる大崎氏が映し出されている。
今回の動画では、「年収チャンネル」というYouTubeチャンネルに出演した業界大手マルハンの自称元社員が「(ホールの)還元率は3割、利益率7割」「遠隔操作のホールがある」といった主旨の発言をし、それに対して大崎氏が猛反論している。
もちろん、利益率=7割というのは有り得ない数値。マルハンの公式HP上には、主要財産情報として10年間の決算短信書が公開されており、昨年の連結経営成績に関していえば、「売上年間1,270,954百万円」に対して「営業利益24,389百万円」と記載されている。どうみても利益率7割ではないのだ。
遠隔操作についても、現行の管理体制は非常に厳しいため、正式な認可を受けて営業しているホールでは“限りなく0に近い”といえる。ましてや、データを公開しているようなホールでは、遠隔や不自然な出玉データといった怪しい情報はSNSですぐに話題になってしまう。
当然、これらのことは業界の重鎮である大崎氏も十分理解している。今回の動画に対し、「有り得ない」「下調べくらいはしてほしい」と憤るのも無理はない。
「適当でいい加減」「法務部は全力で訴えてもいい」など批判続出
年収チャンネルはその名の通り、各業界の「収入情報」や「年収別のリアルな生活水準」などを扱うチャンネル。様々な業界の関係者からインタビューを行う企画をメインに行っており、パチンコ関連で働く方へのインタビューも複数確認できる。
現在、件の動画は非表示となっているため、発言の確認は不可能。しかし、後日に「昨日の動画、非表示にしました」という動画を公開し、内容に触れている。
コメント欄には「適当でいい加減なチャンネルだね」「マルハン法務部は全力で訴えてもいいと思う」といった痛烈な批判が目立っており、業界関係者だけでなくパチンコファンも不快に感じた方が多かったようだ。
同動画の中では、謝罪とともに動画をアップした経緯についても説明しており、「パチンコ業界に明るくないためか発言を鵜呑みにしてしまった」という主旨の内容が語られ、再度パチンコ業界のインフルエンサーをゲストに動画を収録したいという発言も。
なお、大崎氏は「是非呼んでほしい」と年収チャンネルへの出演を熱望しており、その上で「間違った情報を正していく」と意欲を見せている。共演が叶えばwin-winの形となりそうだが…。はたして実現するのか、今後の動向にも注目だ。