「ステマ規制」でパチンコ業界に激震!? 今後の展開を関係者が動画解説
晒し屋に“危機”が迫っているという話が…
皆様は「晒し屋」と呼ばれる存在をご存知だろうか。
晒し屋とはSNSで「ホールのアツい日」や「狙い目の機種」などをコメントする人々の総称で、個人的な有志で行う人もいるが、多くは広告代理店などが絡んだ商業アカウントと言われている。
筆者も実際に利用する場合も少なくない。「どの媒体のどの取材が入るか」など、ホールごとに情報が手に入るので便利に感じている。
晒し屋は「狙い目のホール」や「狙い台」を絞りやすくなるメリットが大きい。しかし、その存在を快く思わないユーザーも多いようだ。
よく耳にする意見は大きく分けて2パターンという印象。1つは代理店などが絡んでいる場合でステルスマーケティングとして広告費が支払われていると予想される場合、その予算を出玉として還元すべきという意見だ。
2つ目は晒し屋が告知を行った日のみにプロが集まってしまう傾向があるため、一般客への出玉還元が少なくなってしまい、業界の縮小へ繋がるという意見。パチンコ・パチスロ好きとしては両方の気持ちもよくわかる。
そんな中、晒し屋に危機が迫っているという話が浮上。広告であるにもかかわらず広告であることを隠す「ステルスマーケティング」の法規制が10月からスタートするのだ。
「ステマ規制」でパチンコ業界に激震!?
企業の関係者が第三者を装って投稿したり、対価を受けた第三者が広告と示さずに投稿することなどが規制の対象となり、違反すると措置命令などの行政処分の対象になる。
先述の通り、広告代理店などが絡んでいるような報酬の発生する晒し屋は現状ステルスマーケティングの形をとっているため、この「ステマ規制」の対象となる可能性が高い。
このことは業界内でも話題となっておりSNS等で言及する関係者も目立つ。人気YouTubeチャンネル「パチ屋の裏研修」も反応している。
パチ屋の裏研修は3月30日に同規制に関する動画を公開。動画内では晒し屋だけでなく、来店取材などについても言及している。規制の対象となるか線引が曖昧な状況もあり得るため、明確なガイドラインが必要と指摘した。
ちなみにパチ屋の裏研修は、晒し屋に関して否定的な意見を持っている様子。過激な発言も飛び出すが、規制の詳細や今後の展開など興味深い内容が収録されている。
気になる方・興味のある方は動画をチェックしてみては如何だろうか。