甘デジでも「簡単に万発が狙える！」時代に！ ミドル顔負けのスぺック続々登場で今後のさらなる盛り上がりに期待!!

　ファッションやメイクにもトレンドがあるようにパチンコにだってトレンドがある。爆速スペックの後は 3000 ボーナスが流行っているミドル界隈だけど、甘デジではどうだろう。甘デジとは本来、「遊びやすく、沢山大当りや演出を見たい人向けのスペック」だったと思うのだけど、最近じゃ「簡単に万発を狙える」スペックがトレンドなのかな？ と感じている松戸檸檬です、どうもこんにちは。

　昔は甘デジを打って 5 千発も出れば、まぁまぁ出たなぁと思っていたし、万発を超えるようなものなら「あらー珍しい！ 」だったはずなのに…今では甘デジでも万発がスルッと簡単に出るようになり、2.3 万発オーバーの台もちらほら見かけるのである。私がハマって打ちまくった『PA スーパー海物語 IN 沖縄 5 夜桜超旋風 99ver.(以下、超旋風甘)』だってそうだった。ラッシュ継続率・約 90%と当落を決める 6 回転の速さから、ものの 30 分で万発を達成した。引きが良ければ、2.3 万発ゲットだって夢じゃない。

　きっと開発の方も企画書に「万発を狙える甘デジ」「ミドル顔負けの甘デジ」なんてキャッチコピーを載せたのだろうな、と想像してみる。

　こういった類いのスペックはラッシュに入るまでが大変だけど、一度その瞬発力を味わうとハマってしまうんだよね。私も例に漏れず、まんまと超旋風甘にハマった口である。初打ちで単発 5回からの 500 ハマりを経験したのに、オスイチ万発オーバーを決めちゃった時には、そんな苦い思い出もスコーンと忘れていた。

『P 神・天才バカボン～甘神 SPEC～』

　写真を小さく配置しなきゃいけなくなるので、デザイナーとしては枠の飾りはやめて欲しいなー。ホールでも客付きの良い『P 神・天才バカボン～甘神 SPEC～』は、大当り確率が 1/100 を超えちゃってるし、ラッシュがややこしいけれど、上位ラッシュに突入すればかなりの出玉が期待できる。

『P とある科学の超電磁砲 最強御坂 ver.』

　そして、最近導入した『P とある科学の超電磁砲 最強御坂 ver.』もひと度ラッシュに突入すれば約 95%で継続する。こちらも一般的に甘デジと呼ばれる確率・1/100 を超えてしまっているが、1/119 に至っては『P まわるん大海物語 4 スペシャル With アグネス・ラム 119ver.』と同じなので、なんとなく甘デジと言われてもそうかと納得する。バカボンは甘神と自称しているので、甘デジとしてカウントしたけど、厳密に言えばライトミドルと甘デジの間である。むしろ、ライトミドルの幅が広すぎるのだ。

　現在の甘デジは、「本来のまったり遊べるイメージのスペック」と「ミドルより当りが早くて万発も狙えるスペック」の二極化してきている後者の方は甘デジの立ち位置で有りながらも出玉が得られない・遊べないとなると、果たして甘デジと読んでいいのか分からない。スペックの事を理解できていない層が甘デジの文字だけに釣られて遊べると勘違いして投資を重ねる事もあるだろう。いっそ、甘いようでピリッと刺激的な「甘辛スペック」などといった名前を付けて、棲み分けしても良さそうな気もする。

　私は美容院やまつげエクステなど何かの予約している時間までに少し空いた時間があれば、すぐに打ちに行ってしまうタイプである。そんな時は大当りを引きやすい甘デジを選ぶ事が多いのだけど、ちょい勝ちでいいから遊びたい or 万発を狙いたい！ という選択肢が増えるのはすごく嬉しいので、この甘デジ界隈もどんどん盛り上がって欲しいな。