甘デジ新台「トータル1万発超」の出玉を得てウキウキしていたが…【濱マモルの新台実戦記】
濱マモルの新台実戦記~PA大海物語5 Withアグネス・ラム編~
4%。当時はそんな風に呼ばれていなかったように思うし、いつから定着したかはさておき、4号機『スーパービンゴ』での「Hooah!」発生確率が約5.5%であることを考えると、なかなかに低い数値だが、これを引き当てられれば以降、同状態が約80.5%でループする。
甘デジながらに「これは破壊力があるのでは?」と感じたアタシは、新装週から早速、三洋物産の最新パチンコ『PA大海物語5 Withアグネス・ラム』に挑んだ。
スペックは大当り確率約99.9分の1で、大当り後は必ずST10回へ突入。ST中は約19.5分の1で連チャンに期待でき、ST抜け後は時短15回or40回が付与される。
遊タイムもあるし、基本的には前作『PA大海物語4スペシャル Withアグネス・ラム』と同様のゲーム性だが、本機はヘソ・電チュー共に大当り時の4%で10R約1,080個の大当りに振り分けられると、ST10回+時短110回=電サポ計120回の「ハピネスチャンス」が発動する。
しかも、このハピネスチャンス中に引いた大当りは絵柄を問わず再度ハピネスチャンスへ突入するのだから、メーカーが「過去の私にもう、戻れない-」なんて意味深なキャッチフレーズを付けるのも納得である。
ボーダーは等価交換で千円あたり約17回ほどだそうだ。入店時、唯一の空き台だった1台目は微妙だったものの、ほどなくして空いた2台目は千円あたり約22~3回。初当りまで155回転を要したが、投資は6,500円で済んだ。
その初当りは6Rで、ST10回はスルー。時短40回も駆け抜けたが、86回転目で4R+時短40回を射止めた。残念ながら、ここでもST10回で当りを引けなかったものの、時短中に6R。その後のST中、今度こそは…と願ったところ、初めて見るBIGアグネス図柄がテンパイ、そのままあっさりと揃って10R大当り、即ちハピネスチャンスがスタートした。
「ハピネスチャンス」中の面白さは、かなりのもの
で、そのハピネスチャンス、消化は非常にスピーディーな印象だ。保留玉が少ない時を除いて、そのテンポが遅れた際はリーチのチャンス。リーチへと発展した時点でそこそこの期待度と思われ、時にはハズレ出目から全図柄がズレて大当り…てなパターンもあって、とにかく打ち手を飽きさせない。
打ち続けるうち、超細身の女性が好みなアタシでも、健康ボディのアグネス・ラム、その初登場となるアニメ・キャラに心を奪われてしまっているのだから、ハピネスチャンス中の面白さはかなりのものである。内部的に決まっているとはいえ、アグネスジャンケンリーチに一喜一憂しちゃってるしね。
ただ、トータル1万発超の出玉を得てウキウキしていたところで、遊タイムまで連れて行かれてしまったのはご愛敬。最終的には9,902個の出玉を流したが、帰りがけ、最初に打った台のスランプグラフを見ると、笑えないほどにマイナスだった。
やはりと言うか当然と言うか、ステージのクセを含めて、結局は調整が超重要。まぁオーバー入賞や電サポ中の止め打ちを駆使すればボーダーを下げられるだろうけど、アタシにそこまでの技量はありませんのでね。