スマスロ・スマパチ登場で朝イチからプレイするユーザーが増加、その一方で昼以降の来客は…【ブーミングネット・来店時間帯調査】
次世代遊技機「スマートパチスロ」が2022年11月、「スマートパチンコ」は2023年4月にホール導入を開始した。周知の通り、スマスロはサミーの『スマスロ北斗の拳』の大ヒットもあり、多くのマシンが高稼働中。去る8月7日にもセブンリーグの『スマスロキン肉マン~7人の悪魔超人編~』、エンターライズの『スマスロ戦国BASARA GIGA』、コナミアミューズメントの『防空少女ラブキューレ2~極限の共鳴~』、京楽産業.の『ぱちスロ 乃木坂46』がデビューし、さらなる盛り上がりを見せている。
また、スマパチも9月には京楽産業.のビッグタイトル『スマートぱちんこ ソードアート・オンライン』、10月には三洋物産のキラータイトル『e新海物語349』が登場予定。これらは業界関係者の注目度も高く、ホールを加熱させることは間違いないだろう。
スマスロ・スマパチ登場によって「来店時間帯」に変化が
パチンコホール向けのポイントサービスやアンケートサービスを提供するブーミングネットはこのほど、そんなスマスロ、スマパチ登場による来店時間帯の変化を調査。その結果を公式HP上で公表した。
同調査は、まず全体像を捉えるために「朝から」「昼頃から」「夕方頃から」「夜から」の4つの分類で占有率をチェック。これらを比較すると、「朝から」については、2022年10月時点では28.1%だったのに対して、2023年5月時点では33.2%と5.2ポイント上昇した。
「昼頃から」は44.1%から37.2%と6.9ポイント減少。「夕方頃から」は22.1%から21.1%、「夜から」は7.5%から6.8%とほぼ横ばいで、これらの結果を見ると、朝からホールへ来店している割合が増えたことになる。
また、レート別の来店時間については、4円パチンコは「朝から」来店して遊技するユーザーの割合が26.6%から47.1%と20.5ポイントもアップ。「昼頃から」来店して遊技するユーザーの割合は47.7%から27.1%と20.6ポイントも下がった。
20円パチスロも「朝から」来店して遊技するユーザーの割合は28.9%から46.4%と17,5ポイントアップ。「昼頃から」来店して遊技するユーザーの割合は42.2%から30.4%と11.8ポイント下がった。
これらの結果は即ち、朝イチから腰を据えて遊技できる機種が増えている証拠。今後も多種多様なマシンが登場し、いつホールへ行っても楽しめる環境が整えば、ファンの人口回復に近付くのではないだろうか…と同社はまとめている。