【新台パチンコ】1日で「コンプリート2人」確認?「最大85000発オーバー」「22連チャン達成」報告も浮上の強力RUSHが覇権を目指す!!
最恐最高の人気シリーズ最新作の評価は?
【新台実戦JUDGEMENT】。今回のピックアップマシンは、ホラーパチンコを定番化させたビッグタイトルの最新作が最恐最高のスペックでその魅力を業界に伝播する藤商事の『Pリング 呪いの7日間3』(以下リング呪いの3)だ。
P機における『リング』のパッケージには、本タイトルのほかに『呪縛RUSH』や『バースデイ』など複数のバージョンが展開されていたが、この『呪いの7日間』は初代から受け継がれてきたゲーム性を維持してきた。いわゆる100突STである。
しかし、本機ではそのスタイルをわずかに変化させ、トレンドとなっているスペック性や出玉性能を高めた仕様となっている。RUSH突入率が100%ではなく、約80%に抑えられているのだ。
とはいえ、昨今の主流である50%くらいの突入率に比べれば安定感、安心感はすばぬけたもので、ミドルタイプにおけるRUSH非突入時の無情の通常時直帰も、大当りすれば1500発獲得できることもあって、充分許容できるものだろう。
また、RUSHのゲーム性も従来とは若干異なる作りになっている。初当りから突入するRUSH「呪いの始まり」は56回転の時短モードになっており、ここで大当りか「貞子接近突入演出」が発生すると時短83回転の「呪いの連鎖」にモードアップするのである。
初回RUSHのトータル継続率は約70%だが、2回目以降の上位モードでは約83%にアップするという2段階構成のRUSHとなっているのだ。特図大当り時はすべて最大出玉となる10ラウンド約1500発。最高クラスの出玉性能を持つRUSHといえる。
「1日でコンプリート2人見た」「一撃25000発」報告も
その破壊力を遺憾なく発揮し、「22連チャン達成」「一撃25000発」などの出玉報告が多数寄せられている。さらに、「最大値85000発オーバー」や「1日でコンプリート2人見た」などの目撃談も確認できた。
まさに最恐最高の一台にふさわしい出玉性能だが、スペックに表記されている数字には注意が必要だ。RUSHのトータル継続率を初回約70%、2回目以降は約83%と書いたが、じつはこれにはある要素が加味されている。
それはC時短だ。本機のRUSH中には大当りと同時に1/217.7の確率でC時短の抽選も行われており、当選すると83回転の時短が付与されるのである。くだんの継続率には「時短回数+残保留」に加え、C時短当選による連チャン期待度も組み込まれているのである。
また、C時短当選時は出玉なしで時短だけ付与されることも忘れてはならない。直撃でも小当り経由でも特図による大当り(図柄揃い)では10ラウンド約1500発が与えられるが、C時短が当選した際は、「呪いの連鎖数」が増えるなど大当りとカウントされても、「運命の巻き戻し予告」や「HOLD予告」といった専用演出が発生して、RUSH回数がリセットされるだけである。
ちなみに、C時短をまったく考慮しない場合は、右打ち中の大当り確率が特図の1/319.6と小当りの1/80.9を合算した1/64.6に、初回56回+保留4個で約60.8%、2回目以降83回+保留4個が約74.2%。この計算はほとんど意味をなさないが、C時短による恩恵が高いことは理解できそうだ。
さらにいえば、本機のボーダーラインは16回転台と現行機トップクラスに甘いので、スペック性能の高さに疑いの余地はないだろう。大量出玉トリガーのないオーソドックスなミドルタイプマシンとして覇権を目指せる一台である。