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【平和羽根モノの軌跡―その2】初めて「貯留機能」を採用 歴史を変革したパチンコ「ビッグシューター」

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『ゼロタイガー』以降も、数々のヒット作をリリース

 左右に大きく開閉する羽根に拾われた玉がVゾーンに入れば大当り。その後は、羽根が18回開閉する間に、玉がVゾーンに入れば最高8ラウンドまで継続する。1981年、この革新的なゲーム性を採用した平和のマシン『ゼロタイガー』が登場し、多くのファンを魅了した。

 この大人気を受け、他のメーカーも同様の台を次々に輩出。これによって、「羽根モノ」というジャンルが誕生した。

 同社は翌年の1982年、『ラドン8』『イーグル』『タイガーⅢ』などを発売。1984年には『ゼロタイガー』の流れを汲む『ビッグタイガー』をリリースし、こちらも複数のセルが出るなどロングヒットを記録した。

 1985年には『ジュピター』や『エアプレーン』がデビュー。前者はVゾーンへ入賞すると乗務員が飛び指す仕組みで、ド派手なセルがひと際目を引く後者は、プロペラが2つある双発機を役モノに使用することで、従来のヒコーキタイプと比べてVゾーン入賞時の玉の動きが目で追いやすいのが特徴だ。

役モノに初めて「貯留機能」を搭載

 翌年の1986年には、またしても同社は画期的なマシンの創出で歴史を変革させる。そのマシンの名は『ビッグシューター』で、役モノに初めて「貯留機能」を搭載。今では当たり前のこの機能によって、玉の動きのバリエーションが無限に増え、スペック面でも高継続や大量出玉が可能となった。

 ゲーム性を詳しく説明すると、通常時は宇宙飛行士の腕に拾われた玉が上段のローターを抜けて下段のVゾーンに入れば大当り。ラウンド中はローターが正面で停止し、上段左右に片側3個ずつの玉が貯留されることでルートが拓かれ、継続がサポートされる。

 この『ビッグシューター』も大ヒットを記録し、その販売台数は25万台を売り上げた『ゼロタイガー』以上とされている。当時は、設置されていないホールを探す方が難しいほどであり、以降、複数の後継機が登場したことは、オールドファンならばご存じであろう。

 また、同年には歴史上の人物をモチーフに据えた『弁慶』も発売。こちらは大当り中、6カウントを契機に弁慶役物が反転→牛若丸へと変化し、継続をアシストしてくれる。

パチmax! 編集部

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