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元有名パチンコ店長が「スロット設定配分」を赤裸々告白… ホールのクセを見抜くための有益な情報も!?

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 パチスロファンなら誰もが気になるホールの設定配分。先日、それを赤裸々に語る動画がアップされ、大きな話題を呼んでいる。

 その動画とはYouTube「楽太郎チャンネル」内の「【削除覚悟のスロット設定公開】楽太郎が「パーラー富士」の営業を大暴露!?」。楽太郎氏は池袋駅北口・パーラー富士の営業部長兼店長だった人物で、そのパーラー富士は2023年4月30日に惜しまれつつも廃業した。

伝統的なスロット営業のセオリー

 これによると、基本的にホールにはパチンコ・パチスロを合わせた全体での「必要粗利」が存在するとのこと。「単月」では考えずに「2ヵ月や3ヵ月、或いは6ヵ月で見る」ホールが多いそうだが、パーラー富士は単月だったという。

 よって、「たとえば、前月にベコベコに粗利がなかった」場合は、「次の月は粗利が至上命令」。上から「抜いてくれ」と言われていたそうだ。

 また、7枚交換だったパーラー富士は月初に必要粗利を稼ぐべく、「だいたい7日間から10日間でスタートダッシュを決めた」とも告白。これは7枚交換店にありがちな手法だそうで、「そこから、その数字をもとに(設定を)緩くしていく」のだという。

「これは伝統的なスロット営業のセオリー」。続けて楽太郎氏は、「土曜日・日曜日・祝日ってのは、イベントをするしないに関わらず、ある程度、勝手に稼働が純増する」と説明。それ故、「ある程度、勝手に売り上げが上がる」ことから、「営業力が低い大体のお店は、土日・祝を『粗利を作るボーナスステージ』」と考え、「下げるんですよ、設定配分を」と続けた。ちなみに、パーラー富士に関しては「土日・祝だから抜きにいこうってのは一切、なかった」そうだ。

 このほか、楽太郎氏はパーラー富士の1ヵ月の必要粗利を「1,400万円」とぶっちゃけ。「これって結構、ホール関係の方だと『できない』っていう方が多いと思う」と苦笑し、「もちろん、できない月もあった」「そうすると、その分は買い物の量を減らしたり、新機種や中古機の購入、あるいは売却値を大きくする」などと回想した。

 ということで、肝心の設定公開について…といきたいところだが、こちらはネタバレになるので割愛。楽太郎氏の話はホールのクセを見抜くためにも役立てられるので、興味のある方は是非ともチェックしていただきたい。

パチmax! 編集部

パチmax! 編集部

パチンコ・パチスロの新台をはじめとした機種情報や、業界・メーカーの最新情報などファンが気になる内容を様々な切り口から発信するニュースサイト。大御所ライターなど著名人のコラムも連載中。

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