【SANKYOパチンコ名機】大当り図柄が揃うより「先にアタッカーが開放」する大ヒット作!!
【SANKYOパチンコ】を振り返る
導入から1年以上が経過した現在も増産の続く『Lパチスロ革命機ヴァルヴレイヴ』や、俄然注目の集まる最新台『Lパチスロ戦姫絶唱シンフォギア 正義の歌』を発表するなど実績・話題ともに事欠かないTOPメーカーSANKYO。
先日はパチンコ新台『Pフィーバーパワフル』が導入されたばかり。コンスタントにヒット機を量産し人気シリーズを多く抱えるSANKYOですが、パワフルも同社の歴史を語るうえでは欠かすことのできない代表的なシリーズです。
そこで今回はパワフルシリーズの中でもちょっと変わった、いや、『とんでもない特徴』を持つ『CRフィーバービッグパワフルFX』(1996年)をご紹介します。
クセ強の名機『CRフィーバービッグパワフルFX』
本機は1992年に登場し革命的なヒットとなった初代『フィーバーパワフル』の後継機です。
当時は西陣の初代『CR花満開』などに代表される『確変2回ループ機』がホールを席巻。そんな中で確変継続9回リミッターという自主規制を引っ提げ、大当り確率(1/331)、確変突入率(1/4)という若干マイルドな仕様で登場したのが本機ビッグパワフルでした。
大当り図柄が揃うより「先にアタッカーが開放」
ではここで早くも本機最大の特徴について突っ込んでみたいと思います。このビッグパワフルはタイトルにもある通り、液晶上の大当り図柄が揃うよりも先にアタッカーが開放するんですよ! 意味わかりますか?
一瞬の出来事ではありますが、スローで見るとよーく分ります。右下の7セグが停止、アタッカー開放、メイン液晶大当り絵柄停止という順なのですが、右下に見える7セグの3ケタ数字はサブデジタル等ではなく、実はメインデジタルなんです。
パッと見ではそれこそ確変中の電チュー開放抽選をしているサブデジくらいにしか見えないんですけどね。したがって液晶のメインデジタルらしきものこそが実は単なる演出上のギミック的な扱いなんです。
で、何故こうなったのかというと、当時の内規では大当り絵柄の組み合わせは50通り以内と定められていましてね。でもパワフルは9分割8ラインですから大当りの組み合わせがとてつもなく膨大な数になっちゃうんです。
それを解消するためにこういった仕様になったのですが、まぁわかり易くいえばパチスロの歴代『バジリスク』シリーズなんかを思い浮かべてください。
みんな通常時はデッカい液晶を見ながら打っていますけど、メインリールはその下の小さいやつでしょ。まぁそういうことなんですよ。
でも初めて大当りした時は唖然としましたよね。『なんじゃこりゃ!?』と。そうとは知らずに遊技しているものですから、7セグなんて見ている訳ないでしょ。それなのにまだリーチの途中で液晶の絵柄が停止する前からアタッカーが開いているんですから。
で何だ? と思ったとこから2秒くらい経ってやっと『ラッキー当っちゃったー』て夢夢ちゃんの声が聞こえてくるんですからワケがわからんですよね(笑)。
その珍現象が世のパチンカー達に認識されてからはリーチがかかっても誰も液晶に注目しなくなりました。だってみんな右下の7セグを見ながら『揃え揃え』ってなもんですからね(笑笑)。
「アタッカーお先開放」を視たい方へオススメの動画
という訳で、今回はそんなワケのわからんビックリ仰天な特徴がありながらもやっぱり『パワフル』ってことで大ヒットした『CRフィーバービッグパワフルFX』をお届けしました。
貴重な決定的瞬間の画像を提供して頂いたのは毎度お馴染み家パチ界随一の三共フリーク『爆竹/bakuchiku』(@bakuchiku1260)さん。ってことでワケわからんアタッカーお先開放の瞬間を視たい方は、是非とも爆竹さんのYouTubeチャンネルをご覧くださいね。ではまた。
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1996年 “CR確変機” 2代目・CRFビッグパワフルFX 第7日+364【主は仕事中で不在】【レトロパチンコ実機風放置配信】CR Fever BIG Powerful – YouTube