誰もが一度は憧れる「フェラーリ」がパチンコに!? 超高額とされるロイヤリティはペイできたのか
先日の記事で、過去に見かけた『フェラーリ』を展示していたホールについて触れましたが、実際のところパチンコ業界でフェラーリを所有されている方ってどれくらいいらっしゃるんでしょうか。
フェラーリとタイアップしたパチンコ
私の知る地元のオーナーだけでも4名ほどは思い浮かびますし、大手法人や潤っている企業であればオーナークラスでなくとも所有されている幹部クラスの方はいらっしゃるのかもしれません。
そんな誰もが一度は憧れを抱くであろうフェラーリですが、実は過去にパチンコ化されていたことはご存知でしょうか。それが、サンセイR&Dが2006年にリリースした『CRフェラーリ』シリーズです。
「あのフェラーリがパチンコに!?」。 2000年代からはタイアップ機全盛になりつつありましたが、やはりアニメなどが大半。そんな中でフェラーリとのタイアップは斬新でしたし、盤面右側にはあの黄色い跳ね馬のエンブレムが燦然と輝いております。
今やサンセイといえば『牙狼』ですが、初めて登場したのは2008年。それまでは大ヒットといえるほどのパチンコ機はほとんどなかったのが正直なところでしたからね。
『CRフェラーリ』のデザインはさすがに落ち着いて上品な雰囲気ですが、液晶上で色々なフェラーリが爆音を轟かせながらサーキットや街中を駆け抜けるシーンは一見の価値あり。しかもフェラーリ同士のレースですからね。
最も気になったのは高額なロイヤリティ
でも最も気になったのはやはり高額といわれるロイヤリティなんですよ。フェラーリってすごく沢山の関連グッズを販売しているじゃないですか。F1関連のグッズはモチロンですが、OEM製品も含め実に多彩なグッズ展開をしています。
それでグッズ開発や販売の申込みがあれば積極的に許可を出すらしいのですが、そのロイヤリティがとにかく高額らしいことと、監修が非常に厳しいと聞いたことがあります。ましてや当時は現在よりもイメージの良くなかったであろうパチンコですからね。
よくあのフェラーリがパチンコ化にゴーサインを出したなと思わざるを得ないわけでして。人気スポーツカーが多数登場する某人気カーレースゲームにフェラーリが登場しないのも高額なロイヤリティが原因といわれている程ですから。
果たしてサンセイは『CRフェラーリ』で元を取ることが出来たのか。実に興味深いというかむしろそればかりが気になるのですが、元々限定3000台という触れ込みでしたから厳しかったのではないかと…。
それにしても本当に思い切った試みの、フェラーリとのタイアップ機。牙狼の大ヒットもチャレンジ精神旺盛な社風からの産物かも知れませんね。
『いつかはクラウン』とは40年前のTOYOTAクラウンのキャッチコピーですが、いつかはフェラーリ! いやいやとても無理な気がします…。
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