パチンコ奇抜すぎ「ビッグバイブ機能」って何? かつてない新機能で『海物語』が王者奪還!?
時代と共に変化を続けるパチンコ機。最新技術によって鮮明な画像を実現し、演出も派手で多彩な仕様に進化してきた。
液晶の大部分を覆う巨大な役物や、立体的に動くギミックなどが搭載されることも珍しくはない。ハンドルから空気が出る「エアバイブ」など、好機を体感できる演出も豊富に存在している。
出玉性能も大きく変化。特定の大当たり終了後に出玉が増加し続けるシステム「小当りラッシュ」が開発されるなど、規制内でユーザーを満足させる術を模索し続けているのだ。
そんなパチンコ界に「かつてない新機能」が登場。業界大手メーカー三洋の看板機種『海物語』最新作に搭載された、「ビッグバイブ機能」が大きな話題となっている。
シリーズの中でも人気の高い『大海』最新作『CR大海物語4』は、従来のゲーム性をさらに進化していると評価されていた話題作。最も振り分け率が高い12Rの出玉が1512個もあるだけではなく、1890個出玉の15R大当たりも存在するなど出玉面の満足感を追求した仕上がりになっている。
しかし、最大の目玉はゲーム性を進化させる「ビッグバイブ機能」だ。何と役物やボタンだけではなく、サウンドや液晶までもが震えるという革新的な機能。毎ゲームにチャンスがあるという『海物語』の長所を最大限に高める役割を担っているようだ。
「役物やボタンが振動する機種はありますが、液晶とサウンドまで震えるというのは斬新です。聞いただけでは、どのようなものか想像できませんよね。興味を示すユーザーが多いことも当然だと思います。宣伝効果を期待することもできるのではないでしょうか。
ただ『そんなに震えさせる必要ある?』『頑張るところが違うのでは……』という声も上がっているようです。『海物語』は変わらないところがウリのようなところもありましたが、それも限界だと感じているユーザーは多いですからね。その期待に応えるために開発されたのだとは思いますが、『ズレている』と感じられてしまったら厳しいかもしれません。
しかし、幅広い層に支持されている『海物語』の中でも『大海』は安定した稼働が見込めますからね。大量導入するホールは多いと思います。規制後はこのような出玉が期待できる『海物語』はリリースされないでしょうし、主軸となれる活躍が求められているのは間違いないでしょう」(パチンコ関係者)
誰もが分かる単純明快な演出や、予告の期待度に大きく左右されない点が幅広い層に受け入れられてきたパチンコ『海物語』。時代を超えてファンを増やし続けてきた『海物語』は、パチンコ界において確たる地位を築くことに成功した。
ただ、近年の『海物語シリーズ』に対し「マンネリ化している」「もう海はいいよ」という厳しい意見が上がっているのも事実。未だ好稼働を見せる地域も存在するが、かつての勢いが感じられないのは明白だ。
今回の「ビッグバイブ機能」は、『海物語』のイメージを一新する起死回生の一手となるのだろうか? 現行規則最後となるだろう『海物語』への期待は高まるが……。