賞金「100万円」パチンコ大会開催! 華やかなグランプリに隠れた「真の狙い」!?
今年も賞金「100万円」を懸けた、パチンコ・パチスロユーザーのアツい勝負が始まる。
東京スポーツ新聞社が主催する「東京スポーツ新聞社777グランプリ2017」が、株式会社サミーネットワークスが運営するPC向けパチンコ・パチスロオンラインゲーム『777TOWN.net(スリーセブンタウン・ドットネット)』にて、2017年12月1日(金)より開催されることが発表された。
同大会は今年で3回目。パチンコ・パチスロゲームの出玉大会で、予選・決勝を通じて出玉数を競い優勝者には賞金100万円が授与される。
早くもユーザーの注目は集中。この状況は、業界関係者の間で「1つの希望」と捉えられているようだ。
「最近は新台のリリースが少ないこともあって、ユーザーの熱が明らかに下がっている印象です。特にパチスロは、ネット上で取り上げられているのはアプリなどの話題ばかり。その原因として10月に新台が出なかっただけではなく、最後の5.5号機が期待に応えられなかったことが挙げられることは間違いありませんが……。
このような大会によって、少しでも話題になることは良いことだと思います。興味が薄くなっているユーザーに対しても、影響を与えるのではないでしょうか。例えば打たず嫌いだった機種でも、ゲームで『良いところ』が発見できればホールでの遊技も考えるかもしれません。もちろん、そんなに簡単ではないでしょうが、何かのキッカケになることも考えられます」(パチスロライター)
賞金100万円のインパクトは十分。ユーザーだけではなく、それ以外の人間をも巻き込むことも十分にあり得る。パチンコ・パチスロをアピールするという意味では効果が見込めるのかもしれない。
それだけではなく、パチンコ・パチスロオンラインゲーム『777TOWN.net』が広く認知される可能性がある点も大きな意味を持つだろう。
『777TOWN.net』は、350万人が遊ぶ巨大パチンコ・パチスロオンラインゲーム。往年の名機から最新機種まで、40メーカー300機種以上のパチンコ、パチスロアプリがパソコンで楽しむことができる。
ヘビーユーザーだけではなく、理由があってホールへ頻繁に足を運べない方に対しても効果的なアピールができるだろう。プレイした会員の中に「実際に遊技したい」という考えが生まれる方もいるのではないか。多少だとしても設置されている機種、今後リリースされる新台への稼働状況へ影響を与える可能性を秘めているのだ。
平成28年のパチンコ・パチスロ参加人口(推計)が、前年比130万人減の940万人であったことが発表されているように「ユーザー離れ」は確実に進んでいるパチンコ関連業界。
出玉に関する広告規制の強化などによって、かつてのような集客を期待することが難しくなっている状況で、このような「ファン参加型イベント」は非常に重要な存在だと言えるのかもしれない。