パチンコ店「22年連続の減少」……「倒産ラッシュ」をパチスロ「6号機」が救う!?

衰退傾向のパチンコ業界に打開策はあるのだろうか。
警察庁保安課のまとめによると、2017年12月末時点における全国の遊技場数は前年から390店少ない1万596店。「22年連続の減少」であることが判明した。
未だ20兆円を超える市場規模を誇ってはいるが、現在のパチンコ業界に「30兆円産業」と呼ばれた頃の勢いは感じられない。
「倒産件数が過去最高の水準になった『5号機問題』の再来も十分にあり得ますよね。不透明になっていた高射幸性遊技機の撤去のスケジュールが決まるなど、来年以降は非常に厳しい状況になることは間違いありませんから。
設置比率を守りつつ、旧基準機の設置台数を保つことが可能な『立ちスロ』も指摘されましたしね。休業・閉店を決断するホールも、確実に出てくると思います」(パチスロライター)
4月24日、全日本遊技事業協同組合連合会(全日遊連)が高射幸性パチスロ機の今後の取り組みについて決議し、3年をかけ段階的に減らしていくことになったと報じられた。ホール数だけではなく、遊技人口の減少を指摘する声は絶えない。
今年2月から施行された出玉規制の影響もあり、業界規模のさらなる縮小は確実視されている状況。「自主的措置」によって、新規則機へ希望が生まれたとも言われているが……。
「パチンコのポイントである設定搭載に関しては、ポジティブな意見も出ています。心配だったのはパチスロですが……AT機の復活などゲーム性が大幅に拡大されることになりましたからね。5.9号機よりは間違いなく期待できますし、楽しみが出てきたと言えるでしょう。

ただ、不安がないわけではありません。6号機で一撃性の高い機種を開発できるでしょうが、正直『短時間で出せるようになっただけ』という感じもしますからね。初当たりまでのハードルは高くなるでしょうから、その点が敬遠されてしまう可能性も……」(同)
出玉規制のたびに新システムが開発され「射幸性の高い機種」が誕生してきたパチスロ。今回も「最大出玉2400枚」という制限はあるが、射幸性を煽る”一撃性”は強化されるのかもしれない。
しかし、その影響でユーザーが離れてしまうのであれば、今回の「自主的措置」は無意味なものになってしまうだろう。
業界の衰退を止めるためにも、緩和された部分を有効に活かし「一人でも多くのユーザーに支持されるパチスロ」の開発を意識してもらいたいものだ。
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