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パチスロ「モーニング」取り放題の「激熱タイム」! 簡単に“大連勝”も「兄ちゃん、もう来るなや」…終わりは突然やってきた

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 今回は学生時代の忘れられない思い出です。約30年という業界歴を持つ「電撃しらっち」です。

 1990年前後でしょうか、パチスロは1.5号機と2号機が混在し3号機も出始めた頃です。私が好んで打っていたのは2号機では『ビッグパルサー』や『バニーガール』、3号機では『スーパープラネット』や『コンチネンタルⅠ』、『Ⅲ』あたり。

 当時は機種数も少なく、例えば1シマ30台全てがA機種、もう1シマ30台がB機種などや、3シマ90台がC機種などという構成の店が大半も多くありました。

 それだけに店舗それぞれが個性的でも有りましたし、モーニング全盛期でもありました。※(店側がサービスとして任意にボーナスフラグ等を仕込む事)

 そして今回の舞台となるS店は、パチンコ店ひしめく駅前エリアから最短距離の店。そのお店のパチスロコーナーには、当時でも既にほとんどの店が導入済みだったメダルサンドはありません。カウンターに借りに行かなければならない古いタイプのお店でした。

 メダルは50枚が100円硬貨のように包まれている形。1000円分ずつだと面倒なので「おばちゃん3本」とか「5本ください」とお願いし、その場でお金を渡すという訳です。

 今では1000円の事をパチンコ用語でいう所の1K、2Kなどという呼び方がありますが昔で言う「1本で当たった」などという表現はこの名残なんですね。ちなみに私は、今でも1本、2本という呼び方をします。

 そのS店、2階に同社経営の焼肉店がありました。ある日、他店で大勝ちをし、その焼肉店でたらふく飲み食いしたことがあります。上機嫌で階段を降りていたところ、千鳥足の私は尻餅をついてしまったのですが…。

 その時、ふと右に視線をやると、S店のアコーディオンカーテンの少し歪んだ部分から店内が見えたのです。

 そしてそこには何と! パチスロ機の数台にモーニング打ち込み機を繋げているのが丸見えだったのです。本当に“まさか!?”でしたね。

 もうそれからしばらくは毎朝学校前にS店通い、メダル即流しもOKだったので日当5000円相当、実質5分くらいでした。たまにはワザと仕込みじゃない台に座ったりもして、なるべく怪しまれないよう4ヶ月ほど稼ぎましたかね。学生には十分すぎるお小遣い稼ぎでした。4ヶ月間も気づかない店も、どうなんだろうなぁ~と思っていましたけど(笑)。

 しかし、“終わり”は突如として訪れました。

 その日もモーニングをGETし計数機に流していたところ、当時どこのパチンコ店にも居た典型的なコワモテ系店員に「兄ちゃん、もう来るなや」と。

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