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パチスロ「無限RT」「ロングRT」が一時代を築く!【5号機時代を「超個人的」に振り返る…第2回】

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 パチスロ5.9号機から6号機への移行では、ナビ有利区間に「最大1500Gまたは2400枚で終了」というリミッターが設けられた反面、1Gあたりの純増枚数や通常時の出球率に対する規制は撤廃というメリットもあり、大きなマイナスという印象はなく、個人的には一長一短というのが率直な感想でした……が。

 4号機から5号機への移行時は、間違いなくマイナスしかありませんでした。事実、当時大流行していたストック機や高純増AT機、BB700枚オーバーの大量獲得機は完全に姿を消し、JAC INボーナスの規制でリプレイ外し等の技術介入も不可能になるなど、まさに「世界が一変した」としか思えない状況だったのです。

 結果、初期の5号機はまだメーカーも手探り状態だったのか「Aタイプ+RT」ばかり。BBの出玉上限もあったため、どの台もかなりマッタリしたゲーム性で、スロットそのものが「退化してしまった」という印象でしたね。

 もちろん、この状況にメーカー側もただ手を拱いていた訳ではなく、5号機移行から1年近く経つ頃には、試行錯誤の末に超ロングRTや無限RT搭載機を続々リリース。この頃から、新台のスペックに多様性が見られるようになりました。

■5号機初の3000枚越えを達成した思い出深い無限RT機■

 そんな、5号機黎明期の個人的に思い出深い一台が、2006年にロデオさんからリリースされた『ど根性ガエル』です。

 当時流行っていたのは、超ロングRTや無限RT(次回ボーナスまで継続)でボーナス間の持ちコインを減らさず、更に小役で少しずつコインを増やしていくタイプの機種。

『ど根性ガエル』もまた、この手の無限RT搭載機で、スーパーBBまたはRB後のCZ中に特殊リプレイを引ければ、次回ボーナスまで継続の無限RTに突入するというスペックでした。

 筆者がこの『ど根性ガエル』を好んで打っていた理由は、無限RTの突入契機となる特殊リプレイ確率がスーパーBB後は約1/40(※CZ30回)。RB後が約1/43(※CZ20回)と結構高めに設定されており、上手くすれば高頻度で無限RTを引けたからです。

 また無限RTは、ボーナス間でハマればハマるほど純増が期待できるため、低設定のほうが旨みがデカいという利点があり、設定をあまり入れないホールでも勝負になる点は大きなメリットでしたね。

 無限RTは、純増0.8枚とおまけ程度の出玉であったものの、次回ボーナスとワンセットなので、スーパーBB→無限RT→スーパーBBがループする場合も結構あり、当時の機種の中では高い一撃性を誇っていました。

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