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パチスロ「時速5千枚」の快速AT機!!「爆裂AT」終焉のきっかけを作った名作!?【名作シリーズ「初代」を振り返る】

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 1G純増約8枚の高純増AT機能「金太郎チャンス」を搭載したEXCITEの『パチスロサラリーマン金太郎MAX』が11月5日、いよいよホールデビュー。

 同日導入開始の『パチスロ北斗の拳 天昇』と共に注目を集めるビッグタイトルのひとつだが、ロデオから世に送り出された初代『サラリーマン金太郎』も、リリースと同時にホールを席巻した歴史的なマシンといえるだろう。

 本機は爆裂AT機全盛期の2001年11月に登場した。出玉トリガーはナビ回数管理のAT「金太郎チャンス」で、そのナビ回数は5回、10回、30回、100回の4パターン。

 1回あたりの平均獲得枚数は230.7枚、100回が選ばれた場合は平均1719.76枚の獲得が見込めるが、本機最大の特徴は、当時としては珍しい「AT中の目押しを必要としない」点にあった。

 各リールに特定絵柄を目押しさせる従来のAT機とは異なり、本機は「5択の押し順」で入賞管理される純増15枚のシングルボーナスをAT役として採用。

 AT消化中は押し順ナビに従うだけでOK、且つATは高い連続性を有することから、その出玉増加速度は「時速5千枚」と謳われるほど強力なものであった。

 主なAT突入契機は通常時の純ハズレで、この純ハズレは「強ハズレ」と「弱ハズレ」の2つ。純ハズレ時の0.8%で振り分けられる前者成立時は100%ATへ突入し、残る99.2%で選ばれる後者成立時は設定と内部状態を参照して突入抽選が行われる。

 また、通常時のシングルボーナス→JACの押し順成功時もチャンス到来で、この際は弱ハズレ時と同数値でAT突入抽選。契機を問わず当選時はAT連チャン回数の振り分け抽選が行われ、高確A滞在時ならば平均して4~5回、リプレイの一部で移行する高確B滞在時ならば11回以上のAT連チャンに期待できる。高確滞在は「金太郎の眉が動く」「リプレイ後にフラッシュ」などの演出で示唆される。

 天井は最大1408Gで、最大連チャン回数は他の契機と同じく29回。最も選択されやすいのは単発で、天井ATが2連で終了したら偶数設定、3連で終了した場合は設定3or5の可能性が高まる。

 以上が本機の概要だが、この高いギャンブル性は後に問題視され、『ミリオンゴッド』『アラジンA』と共に検定取り消し処分を受けてしまう。

 爆裂AT機終焉のきっかけを作ったマシンのひとつとしても、オールドファンの記憶に刻み込まれているのである。 
  

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