パチスロ5号機「さよなら企画」……窮地を救ってくれた「起死回生」の大逆転!!
2019年12月23日、ついに人気機種の『主役は銭形2 』が撤去対象となる。
4号機の名機『主役は銭形』の後継機。前作はビッグボーナスで711枚獲得可能な大量獲得ストック機で「3ゲーム連」のゲーム性で人気を博した。
本機は純増2.8枚の疑似ボーナス「銭形ビッグ」で出玉を増やしていく機種だ。疑似ボーナスは差枚数管理となっており、150枚〜711枚までの初期枚数の振り分けがある。
レア役での差枚数上乗せだけではなく、多様な特化ゾーンも用意されていた。疑似ボーナス後は前作をインスパイアした「3ゲーム連」の引き戻し抽選も行われている。
今回は「さよなら企画」ということで、本機の私的な思い出話をしていきたい。
始めての出会いは2014年1月、新装開店の日だったことを覚えている。確か『パチスロ 輪廻のラグランジェ』と同時導入だった。
私自身4号機の前作をかなり打ち込んだので、その後継機としての本機には多大な期待を寄せていた。当時の大量獲得機といえば、あの『吉宗』や『鬼武者3』などがあったが、『主役は銭形』が一番相性が良かった。
しかし、本機の第一印象は良くなかった。導入初日でハマっては200枚弱、ハマっては200枚弱という負のループを味わってしまった。正直苦手機種の1つとして認識してしまっていた。
前作のようにゾーン狙いできるわけでもない、「ジャッキーン」と7図柄が揃っても150枚か200枚ばかり。こりゃ割に合わない、と思っていたのである。
事情が変わったのはハイエナとして動くようになってからだ。この台のおかげで何とか踏ん張れた、という状況があったのだ。
その時の私は絶不調だった。何を打っても全然ダメ、ゾーン狙いはほとんどスルー、天井でも最低保証の出玉で終了の状態が続いていたのである。実に12日連続で、この月の収支はマイナス14万円、「パチスロを打つのが怖い」とすら思っていた時期だった。
そんな時にふと650ゲーム近くハマっている『主役は銭形2』を発見した。日曜日、時間は20時30分を回っていた。
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