パチスロ「サンタさん」が大勝利をプレゼント!?【濱マモルの のほほんコラムVol.25～2019年ベストバウト～】

　子供の頃にワクワクしていた年末も、年を重ねるとともに何の感情もわかなくなり、今はむしろちょっと憂鬱でもある。とにかく出費が多いからだ。

　何かと入用な年末年始。色々と付き合いもあるし、それはまぁ仕方のないことなのだが、我が家はこれに加えて12月に娘の、翌1月に息子の誕生日が加わる。それとは別に全国共通イベントとしてクリスマスとお正月があるわけで、この時期は一銭も無駄にできないのである。

　無論、子供たちが喜ぶ姿を見るのはこれ以上ない幸せだ。まもなく10歳になろうという息子がいまだにサンタクロースを信じているあたりは、むしろ可愛くてニヤけてしまうほどだが、年齢が高まるにつれて要求するプレゼントも高額化する。

　昨年、ニンテンドー3DSを手に入れたことで味をしめたのか、今回はニンテンドーSwitchなんぞを欲しがっていやがり、調べたところ価格は3万円超。

　アタシ自身でも今年、3万円を超える買い物は一度もしていないというのに頭が痛い限りであり、サンタさんよ、アタシのところにも来い……というのが本音だ。

　資金調達。土を掘っても金は出てこないのだから、当然、勝負に出ることになる。狙うは特定日の『ハナハナ』だ。

　前日にアルコールで清めていざ抽選を受けると良番でガッツポーズ、サンタクロースはいたとばかりに迷わず本命の『プレミアムハナハナ』を確保して打ち始めたのだが、どうにも内容が良くないのである。

　一方で、対抗台であった後ろの台は好調。『ツインドラゴンハナハナ』の候補台も、竜が炎を吹くかの如くコインを吐き出している。

「これは選択を誤ったか」

　ふと、そんなことが頭をよぎったが、自分を信じられないでどうするのだ…と続行を決意。2000Gを回した時点ではビッグ9回、REG2回、ビッグ中のスイカは1回、通常時のベルは7.6分の1と散々だったものの、中盤以降はじわじわと各種数値が上昇してきた。