パチスロ6号機は「出来レース」なのか……「アツい瞬間」がある2つの理由
こちらの画像は6号機『パチスロ 喰霊-零-運命乱』の出玉データだ。どう見ても規定以上の出玉が出てしまっているし、結局9200枚ほど獲得している。
つまり試験では出なかったが、実際には出てしまったということがある。何故なら、ちゃんと抽選しているから「引くものさえ引いてしまえば出てしまう」からだ。
出来レースなのにこんなに出玉が出てしまうのは不自然ではないだろうか。もしも試験と違う抽選がされるならそれは「違法ROM」ということになってしまう。
そもそも何故「出来レースだ」というイメージが付いてしまったのか、それは『パチスロ聖闘士星矢 海皇覚醒Special』や『Re:ゼロから始める異世界生活』といった機種の「高設定の挙動」が原因である。
これらの機種は「3回突破型」の機種でチャンスゾーンで敵を3回撃破しないとATには突入しない仕様だ。
低設定の場合はなかなか撃破できないのに対して、高設定では嘘のように撃破できる。「撃破率50%」などと表示されているのに毎回のように完全撃破が出来たりする。
このような挙動が「予めATが決まっている」というイメージを植え付けた。
これは「設定に依って抽選に補正が行われている」という説が有力だ。「50%」と表記されていても高設定ならば確率が加算される、というものだ。
なので有利に抽選を行うが、失敗することもある。「設定6なのに白鯨に何度も負けた」という声があるのはこのためだ。
「ちゃんと抽選している」ので叩きどころもある。ドキドキ出来る瞬間はちゃんと用意されているのだ。
これを読んだ方が6号機の不信感を払拭できれば幸いである。
(文=大松)