パチスロ「史上初の5thリール搭載機」など「名作」を特集!【祝!プロ野球開幕「特別企画」】
6月19日、遂にプロ野球が開幕した。
当初の開幕予定日から約3か月。新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から史上初となる無観客での開催ではあるが、ボールがミットに収まる音やバットでボールをとらえた瞬間の音が響き渡るのは何とも心地が良い。
神宮球場では、普段ならば声援でかき消される解説者の声が選手まで聞こえてしまった…などという珍事件が発生したとはいえ、無観客ならではのカメラアングルも貴重である。
いずれにせよプロ野球がある日常はファンにとって嬉しい限りであろうし、ニュースで試合結果が流れるたび、野球は日本における国民的スポーツなのだということを再認識する。
パチスロにも、野球をテーマとしたマシンはいくつか存在する。その元祖ともいえるのが、1994年に誕生したマックスアライドの4号機『トリプルクラウンI』である。
トリプルクラウンとは打率、打点、ホームランと3つのタイトルを獲得した「三冠王」のこと。下パネルにはバットを脇に抱えた野球選手が描かれ、リプレイ絵柄にはボール、REG絵柄には「HOMERUN」と記されたシンプルなデザインが採用されている。
スベリでボーナスフラグを察知するシンプルな仕様はそこそこヒットし、以降、『トリプルクラウンⅢ』、沖縄仕様の『トリプルクラウンⅡ-30』と続編が登場。
一部地域ではドーピングが施された超スラッガー、いわゆるBモノ化されたが、今では清流ゲームジャパンによってシリーズ化され、初代から続くバットとボールの告知ランプはしっかりと受け継がれている。
2001年に高砂電器産業(現・コナミアミューズメント)より発売された同じく4号機の『スロ野球2』は、RT搭載のボーナスタイプ。赤7と青7、2種類あるビッグのうち赤7を狙った場合は制御によってシングルorダブル揃いに振り分けられるのが特徴で、シングル揃いならば平均350枚、ダブル揃いならば約500枚の獲得が見込める。
約400枚獲得の青7を含めてビッグ後は2分の1でRTへ突入。このRTは100G消化、もしくはビッグ当選で終了を迎える。