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パチスロ「激熱タッグ」を振り返る!「懐かしの有名人タイアップ特集」【ユニバーサル編】

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 今ではすっかり定着した有名人とのタイアップパチスロ。その歴史を語る上で、大手メーカー・ユニバーサルグループの存在を忘れてはならない。

 初の該当パチスロは2002年7月、エレコの4号機『K-1レバンナ』である。その名の通り、当時、爆発的な人気を誇った打撃系格闘技イベント「K-1」のファイター「ジェロム・レ・バンナ」をフィーチャーしたマシンで、揃えたボーナス絵柄で突入率と継続率が変化するAT機能「パンチラッシュ」が出玉増加のカギを握る。

 サミーの『パチスロ北斗の拳』、大都技研の『吉宗(S)』らが登場した翌2003年の9月には、エレコが『ビーストサップ』を発売。こちらもK-1戦士、野獣の異名を取りながらも愛嬌あるキャラクターでお茶の間にブームを巻き起こした「ボブ・サップ」が主役の全面液晶ストック機で、迫力ある液晶演出とボーナス誘発機能「サップゲーム」による連チャンが楽しめる。

 同年11月に誕生したエレコの『おさるの超悟空CY』は、お笑いコンビ「アニマル梯団」の「おさる」、現在は書道家としても活動中の「モンキッキー」がモチーフ。スーパーとノーマル、獲得枚数の異なる2種類のビッグを搭載し、ボーナス後に突入する「モンキータイム」中にビッグを引ければほぼ毎回666枚獲得できるスーパーが発動する。

 ちなみに、機種名にあるCYは彼の持ちギャグ「うれCY」をもじったもの。孫悟空という世界観からか、なぜか現在、台湾のパチンコ屋さんには多数設置されているといった情報もある。

 平和のAT機『アントニオ猪木という名のパチスロ機』を意識したか否かは分からぬが、2004年2月、エレコの『シンドバッドアドベンチャーは榎本加奈子でどうですか』は当時の最長機種タイトル文字数を「25」と大幅更新。

「それだけで文字数をかなり取られる」とパチスロライターたちを悩ませたそうだが、それはさておき、特定条件を満たせばビッグ1G連に当選するST機能の大量獲得ストック機は多くのファンを魅了し、ロングヒットを記録した。

 同年10月には、元ボクシングWBC世界王者でバラエティタレントとしても活躍中の「ガッツ石松」が清水次郎長の子分・森の石松に扮する『ガッツだ!! 森の石松』もリリース。

「ガッツモード」や「石松モード」といった特定モードへの移行によるボーナス連チャンは往年の右ストレートを彷彿とさせる強力さで、大量獲得機ではないながらも時として万枚を突破することもあった。

 また、ミズホは同年2月にギャルのカリスマ「安西ひろこ」を起用した『安西ひろこの黄金の秘宝X』を製造。当機はA400タイプのストック機で、奇数設定は連チャンモードの継続率が優遇されている。

 翌2005年1月には、エレコが『闘神雷電花田勝』を発売。第66代横綱の3代目若乃花こと花田勝(花田虎上)が天下無双の名力士「雷電為右衛門」を演じるプチストック機で、ビッグ終了後に突入する「雷電タイム」中は内部成立したボーナスがそのまま放出&必ず平均獲得枚数約600枚の横綱ビッグが選ばれる。

 5号機時代初頭、2006年4月には伝説的ロックバンド「クイーン」を前面に押し出したエレコの『ロックユークイーン』が衝撃のデビュー。

 青7揃い、クイーン揃いと2種類あるビッグのうち後者は終了後に1000G継続のRT「クイーンゲーム」へ突入するほか、通常時の上段ベルから「突然RT」が始まる点も大きな特徴のひとつで、これが頻発すれば2段階設定の上、即ち「設定6」に期待できる。

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