止まらぬ「若者のパチスロ離れ」…2021年1月の「遊技者動向調査」結果を発表

 パチンコ業界に特化したマーケティングリサーチを行なうシーズリサーチはこのほど、毎月の営業及び客数データから見る遊技者の動向「1月分」の調査結果を発表した。

 同社では、パチンコ店における新型コロナウイルス感染症の影響や、それに伴う市場傾向を測る目的として、毎月の営業データや客数データを集計・分析。パチンコ及びパチスロ客数や男女の客数などの増減状況について、2020年4月から2021年1月までの各月で「どれだけ回復しているか」などの状況を比較データから考察した。

 全国の平均稼働はパチンコ・パチスロ共に約75%の推移となり、1月3週目にはどちらも前年比で70%以下まで落ち込んだ。遊技機別の客数比較を見ると、パチンコは「4円」「1円」共に2020年11月から低下し、「4円」は77.8%、「1円」は74.3%。下げ幅でいえば、「4円」の方が大きい。

 パチスロは、「20円」では2020年11月から84.9%→12月84.7%→2021年1月84.2%と微減。「5円」は2020年10月の94.0%から顕著な減少が続き、前年同月比で86.5%まで落ち込んだ。

 客数の男女比率については、男女共に2020年11月から減少が続くも「4円」の男性層に関しては減少割合が低い。パチスロの「20円」は女性層がほぼ横ばいながらも、男性層は2020年12月の87.6%よりも上昇。反面、「5円」は男性層が94.8%、女性層が89.5%と、2020年7月から続いた100%越えを下回った12月よりも、低い数値を示した。

 年齢別構成の比較では、パチンコの「4円」は「20代以下・30代」が36.1%と2020年8月から上昇。逆に、25.2%となった「60代・70代以上」は2020年8月の29.2%から減少傾向にある。パチンコの「1円」には大きな推移は見られず、「20代以下・30代」は2020年6月から1割以下が続く。

 パチスロの「20円」は「20代以下・30代」で46.0%と変わらず減少傾向で、「40代・50代」は42.8%と前月の42.6%よりも若干ながら上昇。「5円」は「20代以下・30代」「40代・50代」で小幅に上下する中、「60代・70代以上」は2020年12月、2021年1月と2カ月連続で低下した。
 
 この結果を踏まえると、パチスロで若干の上昇が見られたものの、依然、若者はパチンコへ流れていると考えられる。2月上旬にはアデリオンの『パチスロ バイオハザード7 レジデント イービル』、大都技研の『政宗3』など注目タイトルが発売されただけに、今後の動向に注視したいところだ。

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