パチスロ大手ユニバーサルが「コロナ対策」。紫外線照射装置を開発しフィリピン共和国へ寄贈
依然として、世界で猛威を振るい続ける新型コロナウイルス。各国は様々な防止策を講じており、ドイツはで2月10日、メルケル首相が都市封鎖(ロックダウン)を3月7日まで延長すると発表。これで延長は3度目で、昨年11月から始まった制限措置は4カ月を超える。
ニュージーランドでは14日、最大都市オークランドでの新型コロナウイルス感染者3人が確認されたことで、ジャシンダー・アーダーン首相が同市での3日間のロックダウンを発令。人口170万人に外出自粛を要請し、学校や会社は閉鎖された。
日本でも東京・神奈川・埼玉・千葉・愛知・岐阜・大阪・京都・兵庫・福岡の9都県で、緊急事態宣言を3月7日まで延長。新規感染者数は減少傾向にあるものの、まだまだ厳しい状況であることは否めない。
そんな中、ユニバーサルエンターテインメントは公式HP上で、新型コロナウイルス感染症対策としてフィリピン共和国へ紫外線照射装置「UV-C Irradiation Device」を寄贈したことを発表した。
同社は、新型コロナウイルス感染症拡大の防止策として同装置の開発に取り組み、小型且つ軽量化すると共に、量産に成功。同装置はウイルス不活性化効果のある紫外線の中でも特に高い有効性を発揮する波長域を絞り込み、ローコストで時間をかけず簡単に設置できるという。
同装置はドアノブやトイレなど不特定多数が利用する場所に固定設置して使用する自動照射モード、ハンディユニットを取り付けてピンポイントで使用する手動照射モードなど、用途別に切り替えが可能。幅広い紫外線の光源が使われている市販の紫外線照射機器と比べ、細菌・ウイルスの不活性化に高い有効性が確認されている「UV-C254nm」を中心とした波長域に特化したことから、各種の対人安全装置を備えた実用性の高い製品なのだそうだ。
その性能評価については、スタンレー電気株式会社と山口大学との共同試験データに基づき、スタンレー電気株式会社の協力により高い不活性効果が確認されたという。
同社では、既に昨年末より本社及び工場のトイレ等に設置済みで、一部の取引先にも設置中とのこと。今後はさらなる小型化への開発に取り組み、安心・安全な環境整備を寄与するとした。
なお、同装置の国内外での販売等は未定としている。
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