パチスロ「大事なのは連チャンよりも通常時小役の完全奪取?」~3号機名機伝説『ペガサス412』中編~【アニマルかつみの回胴青春時代Vol.57】
だが逆に、そんな「ライバルもいなけりゃホールの対応もほぼノーガード」という状況は、真面目に実践する者にとっては(設定状況を含めて)非常に有利に働いた。
通常時の毎ゲーム、小役を目押しするのは確かに面倒だし、忍耐力のいる作業だ。連チャン分を考慮し初当り確率が低めに抑えられハマリが深い裏バージョンならなおさらのことである。
が、しっかり実践すれば時に千円あたり100ゲーム近く回ることもあったりして、とにかく投資(=持ちコインの減少)を低く抑えることができた。
いくらボーナス間で深くハマろうが、負けは最小限…というか、辛抱強く連チャンするまで粘れば、連チャン分がほぼほぼ丸儲けとなったので、「負ける方が難しい」といっても過言ではなかった。
そんなわけで当時は、仕事がない日にはきまって近所に住んでいたライター仲間と連れ立って設置店へ足を運んでは、朝から晩まで飽きることなく小役完全奪取にいそしみ、「今日は千円で最高○○ゲーム回った」と自慢しあったものである。
※当初予定していた「ダイナマイトVer.」との思い出については、次回に持ち越しさせていただきます。
(文=アニマルかつみ)