パチスロ「万枚」も余裕の『番長』シリーズ級の面白さ!? 全ては「○○」に集約された「5号機」を振り返る!!
大手メーカー「大都技研」の主要機種のひとつに、『押忍!番長』シリーズがある。
現役の『押忍!番長3』も爆発的な人気を誇っており、導入から時間が経過した現在でも「メイン機種」として扱っているホールが多いのではないだろうか。
筆者が住んでいる近くのホールでも『番長3』の稼働は高く、平日でも「万枚」データを記録する複数の台が見受けられる。その実績は申し分ないだろう。
そんな『番長3』と類似しており、個人的なお気に入り機種が『盗忍!剛衛門』である。名前がどことなく似ているということもあり、リリース当初から注目していた機種だ。
通常時は「盗目」を連続で引いてポイントを貯めていき、貯まったポイントに応じてARTの抽選を行う(設定によって当選率は異なる)。
初当り時はSTタイプの特化ゾーン「鬼粋」から開始となり、通常時で貯めた「鬼賽」の数だけチャンスが継続される。「ベル」、「盗み目」、「レア役」を引けばゲーム数上乗せ。鬼賽が4個以下の場合、再セットされる。
ARTは純増「約2.0枚」、1セット「20G以上+特化ゾーン」。通常時と同様に、「盗目」を連続して引くことで、「チャンスゾーン」や「絶景RUSH(平均上乗せ約200G)」突入の契機へと繋がる。
筆者も本機のゲーム性が好きでよく打っていた。通常時に思うところはあるが、初当り時に突入する「鬼粋」は手に汗握る戦いである。
演出が派手なのはもちろんのこと、レバー音時に発生する効果音(上乗せ確定)が癖になってしまう。「やれてる感」を楽しめるのだ。実は「そこまで上乗せしてない」ということも多いのだが(「20~30G上乗せして終了」なんてことは当たり前のように起こる)。
もちろん良い印象ばかりを持っているわけではない。初当り時の「鬼賽」はだいたい8個前後持っていることが多いのだが、15~20個持ってても100G超えないことも普通にある。そのままARTに突入し、何も起きず駆け抜けて終了。結果、「200枚程度」獲得して通常時に戻されるということもあった。
低設定の場合は深いゲーム数まで引っ張られることが多いので、「勝てる気がしない」と感じることも多い機種でもある。その上、事故らせるハードルもなかなか高い。
それでも、やはり面白いから打ってしまう。今となっては、バラエティコーナーでも見つけるのが困難な感じだが、「鬼粋」の面白さはピカイチだ。まだ打ったことない方は、是非一度堪能していただきたい。
(文=ひろ吉)
<著者プロフィール>
IT業界の世界に興味を抱き、iPhoneアプリの開発を4年程経験。その後、WEBマーケティングの知識や経験を重ねてきた。パチンコ・パチスロのヘビーユーザーであり、機種のスペック等の研究に時間を注いでいる。現在はパチMAXにて、パチンコやスロットの考察記事・実戦記事をメインに作成中。自身が好む低純増・低ベース機の動向にも注目している。
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