パチスロ「ゾロ目の日」は激アツなのか!? 高設定の「期待度No.1マシン」を実戦!!

　ユーザーの間では周知のことではあるが、ホールには「パチスロの高設定が期待できる日」というものがある店舗が多い。

パチスロ「過去を改変」させる画期的システム搭載!?

　旧イベント日であったり、媒体の取材が来ていたり様々。昨今では「キャラクターの誕生日」に対象機種が激アツになるケースも目立つ。

　先月は西暦2022年の2月22日と奇跡的なほど2が並ぶ日付が存在。当然、ゾロ目ということで何かしらの仕掛けを施したホールも多かったようで、Twitterでは高設定を報告するユーザーが目立った。

　3月3日もゾロ目の日である。この日、自由の身となっているからには高設定狙いをする他ない。

　朝の時点で集まっていたのは40人ほど。有名ホールは派手に数百人のスロッターが集まっていたようだが、人混みが苦手な筆者はこのような小規模なホールが好みだ。

　同ホールはゾロ目の日を意識している節も感じられるが、台番号の末尾系の仕掛けも期待できる。出来れば良い番号を引いて「33番台」を確保したいところだが…。

　一瞬、自分の目を疑ったが何処からどう見ても1番である。約40人中の1番なので現実的な数字ではあるものの、まさか引けるとは思っていなかった。

　入店後は即33番台『SLOTバジリスク～甲賀忍法帖～絆2』を確保。メイン機種ということもあり高設定の期待も高まる。3月3日だけに「設定3」というオチだけは勘弁願いたいが…。

　回して行くと11Gで共通ベルからバジリスクチャンスを獲得。異色なので超高確に滞在していたようだ。ここで難なくAT「バジリスクタイム」に当選し、設定示唆「333人」が出現。これで設定3以上が濃厚となり、早くも高設定の雰囲気を漂わせる。

　その後は意外にも辛い展開が続く。最大3スルーと小気味よくATに当選するが、巻物が引けず肝心のバジリスクチャンスが重い。

　途中2000枚クラスのATを2回挟んだお陰で大きくプラスではあるが、イメージする偶数設定の出方ではない。最悪、本当に設定3の可能性もある。

　そんな折に設定示唆「246人」が出現。設定4or6が濃厚となり一安心するも、本機が挙動では判断できない暴れ馬であることを再認識した。

　結果は計8981Gを回し、投資500枚の回収4649枚。念願の大勝利となったが、設定は断定できなかった。

　弱チェリーを見れば設定4に近いが、AT突入率が1/299.3と設定4と6の間の数値。その他、設定を断定できるような要素も確認できなかったのである。

　しかし「高設定を打った」という事実は変わらない。やはりゾロ目の日はアツいと強く感じたのであった。

（文=大松）

<著者プロフィール>
　4号機『大花火』でホールデビューし、『パチスロ北斗の拳』でドハマリ。6号機は『パチスロ モンスターハンター:ワールド™』がお気に入り。G&Eビジネススクール卒業後、プログラマーや事務職を経験。現在はライティング業務に従事する傍ら「パチスロガチ勢」として活動中。パチMAXでは主にハイエナ実戦記事や動画レビュー記事を担当。常に攻略情報に注目しており、「6号機でも勝てる」を心情に有益な情報を紹介中。

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