パチスロ「自力感抜群の裏モード」機能を搭載した斬新スペック！ 条件クリアで至福の時間到来…“一撃万枚”超えも珍しくない話題作を振り返り!!

「思い出深いマシン」や「印象に残っている機種」を取り上げる本コラム。今回は、選択型ARTが「万枚」へのトリガーとなるパチスロ『サイバードラゴン2』について書いていきたい。

 「平均24ストック」凄まじいAT連と多彩な出玉トリガー

　本機は2011年6月に山佐からリリースされたARTタイプで、通常時は主にチャンス目からCZ「サイバーミッション」の抽選を行っている。その他、「小役の連続」や「電脳ステージ（ミッション当選率が通常の10倍）」からも突入のチャンスがある。

　サイバーミッションは、与えられたミッション「小役連続系」「ポイント獲得系」「小役獲得系」「コンプリート系」などをクリアすることでARTに突入し、そのミッション数は全500種類以上だ。

　なお、ミッション突入時に選択された聖獣の種類「玄武ミッション」「白虎ミッション」「朱雀ミッション」「ドラゴンミッション」によって、ミッションクリア率やARTの連チャン率期待度が異なる仕様となっている。

　選択型ART「サイバーラッシュ」は純増約2.0枚、3種類の継続タイプにはそれぞれ表と裏モードがあり、裏モードは初回継続率が低く、条件を達成すれば高継続に化ける特徴がある。

■一撃必殺の「裏モード」は超強力！ひとたび突入すればロング継続の大チャンス

　その裏モードの中でも、ゲーム数上乗せタイプの「白虎ラッシュ」はかなり病みつきになる仕様で、残り1ゲームまでゲーム数の上乗せが発生せず→最終ゲームからターゲットチャレンジ（特定の対応役）を3回成功させることで性能が大幅にアップする「上乗せ天国」へ突入。条件はかなり難しいが、突破することができれば至福の時間が待っているのだ。筆者は1度だけ「上乗せ天国」状態に入ったことがあるが、その時は6000枚まで伸びてくれた。一撃万枚超えも珍しくなく、裏モードに相応しい荒波といえるだろう。

　さらに、ART消化中やJAC中はARTのストック上乗せ抽選を行っているので、ロング継続すればするほどさまざまな継続タイプを楽しむチャンスが増える。特に裏モードは、先述した通り、条件さえクリアできればロング継続しやすいので、消化中に複数ストックすることも多い。

　ART初当りが軽いため、裏モードにチャレンジしやすく、失敗しても次があると思わせてくれるユーザーに優しいゲーム性。加えて、「表モードで堅実に出玉を稼ぐ」「裏モードで一撃を狙う」といった感じで、好みやその時の気分で色々な楽しみ方ができるのも本機の魅力といえるだろう。

　ただ、本機のような「自身の好みでゲーム性を選択できる機種」はなかなかリリースされないのが現状……。6号機でも『サイバードラゴン2』をモチーフにした斬新スペックが出てくることを願いたい。

（文＝ひろ吉）

<著者プロフィール>
IT業界の世界に興味を抱き、iPhoneアプリの開発を4年程経験。その後、WEBマーケティングの知識や経験を重ねてきた。パチンコ・パチスロのヘビーユーザーであり、機種のスペック等の研究に時間を注いでいる。現在はパチMAXにて、パチンコやスロットの考察記事・実戦記事をメインに作成中。自身が好む低純増・低ベース機の動向にも注目している。

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