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【パチンコ店】情報リークでボロ儲けも… 業界の重鎮が都内「金景品」について言及

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 都内在住のパチンコ・パチスロファンならばご存じだろう。去る12月6日、パチンコの金景品、その買取価格が変更された。

 小景は1.000円から2,000円、中景品は4,000円から6,000円に上昇。金1グラムの大景品は既に取引が中止されている。

事前に金景品を集め、差額で儲けている人も

 周知の通り、不安定な世界情勢の影響を受け、金の価格は値上がりし続けている。これにより、金景品の価格も上昇。それは「一応、換金をするにあたって価値のないものを何千円で買い取ったり、売買したりするのは社会通念上、おかしいじゃないか」というのが理由で、東京都は「その値段にふさわしいものはなにかないかと、苦肉の策で採用したのが金」なのだと、業界の大御所・大崎一万発氏は自身のYouTubeチャンネル「まんぱつ」内の動画で語っている。

 その金景品の流通が始まったのは2007年。当時、大景品は2,500円、0.1グラムの小景品は1000円だったそうだ。

 以降、17回の値段変更を経て、今回の価格に。大崎氏によると、その都度、事前にリークを掴んで金景品を集め、差額で儲けている人々がいるのだという。

 もちろん、買取所も「それを防止するために新しくシールを貼る」などの対策をしているものの、追い付かないのが現状。よって、これまでは「前の日に(価格が)上がりますよ」といった「組合通達みたいなのが出てた」そうだが、今回は「前の日に出回らなかった」のだそうだ。

「誰が漏らすの?やっぱり交換所?景品問屋さん?」などと推察

 それなのに、今回も情報が漏洩。業界内では「(漏らしたのは)誰だ?みたいになっちゃってる」という。

 これについて、大崎氏は「違法でもなんでもない」ことから、「お客さんは情報を入手したらやるに決まってる」と発言。「道義的やマナー、きれいごとで言うとやっちゃいけないのかな」「業界人がそれに乗っかって利用するというのはよくない」としたが、「お客さんはしょうがない」と一定の理解を示した。

 一方で、「困るのは漏らしたやつ」とバッサリ。「誰が漏らすの?やっぱり交換所?景品問屋さん?」などと推察し、そのまま景品問屋の業務について話が進んだ。

 大崎氏曰く、景品問屋は「ブラックボックス」。それは一体、なぜなのか。興味のある方は是非とも動画をご視聴いただきたい。

パチmax! 編集部

パチmax! 編集部

パチンコ・パチスロの新台をはじめとした機種情報や、業界・メーカーの最新情報などファンが気になる内容を様々な切り口から発信するニュースサイト。大御所ライターなど著名人のコラムも連載中。

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