パチスロ新台「叩きどころ満載お祭りAT」実戦レポート!! 安定感もあり一撃も狙えるマシン!!

　パチンコの代表的なタイトルは「海物語シリーズ」だ。海物語のないホールなど探す方が困難なほど有名である。

　そんな同シリーズがパチスロ6号機、しかもAT機として登場。『Sスーパー海物語 IN JAPAN祭』が5月9日に全国導入スタートだ。

　同タイプとしてはスタンダードな設計で、約100枚獲得可能な疑似ボーナスからATを目指すゲーム性。レア役で状態をアップさせ、レア役でATを勝ち取るスロッターライクなシステムとなっている。

いざ実戦！「叩きどころ満載お祭りAT」の実力は？

　入場抽選が奮わず、本機が確保出来たのは13時を少し過ぎた辺り。先客は新台の高設定狙いであったのだろう。スランプグラフを見ると700〜800枚ほどマイナス。低設定と判断して移動したのかもしれない。

　事前情報では「高設定ほどCZ突入率が優遇されている」とのこと。現状は設定示唆画面などの要素が不明瞭で判断材料としては乏しいため、取り敢えずはCZの突入率を頼りに判断していく。

　本機の通常時を例えるなら、他社製品で申し訳ないが「ミリオンゴッドシリーズ」を想像して頂ければ分かりやすい。液晶の数字や背景などで状態示唆が行われ、高モードでレア役を引けば初当りのチャンスだ。

　CZは初当り抽選とは別で、液晶左下のポイントから抽選される。残ポイントが0になればCZのチャンス。小Vにベルが揃えば10ポイント以上の減算となる。

「謎当り」にも設定差がありそうだ

　規定ポイントは200であったり500であったり様々であった。高設定ほど0になった時の抽選が優遇されるかと思っていたが、高設定ほど200ポイントが規定となりやすいというパターンもありそうだ。

　通常時は状態が重要という印象で、天国と思しき場所でチャンス目や強チェリーを引けばしっかりと当ってくれるパターンが多かった。

　状態が良さそうなタイミングでしばらく消化していると何も引かず初当りに当選することもあったので、レア役以外でも抽選は行われているのだろう。この「謎当り」にも設定差がありそうだ。

　疑似ボーナスは偶数揃いと奇数揃いが存在し、奇数揃いなら約50%でATが期待できる「海RUSHチャレンジ」に突入。偶数ならばレア役などで海RUSHチャレンジの突入抽選を行う。

　本日初のATは3回目の疑似ボーナスからであった。偶数図柄揃いの疑似ボーナスを何事もなく消化していると、ボーナス終了と同時に「お詫び魚群」が発生。これは「有利区間天井」の恩恵だ。

　有利区間スタートから1700〜2000Gで天井となるようで、その際は恩恵としてATが発動。確認すると、前任者が有利区間1000Gほど消化していたようだ。

　ATは特化ゾーン「海乗せフェスティバル」からスタート。アイコンに応じて差枚が上乗せされるゲーム性で、「本機のカギ」と言っても良い特化ゾーンだ。

　出玉を伸ばすためには特化ゾーンでロング継続させるか、表示された「ラッキー小役」を引くことが現実的なルートという印象。AT中もレア役から特化ゾーンに突入するパターンも何度か経験したので、チャンスは多い。

　最初のATは781枚で終了。500〜700枚程度は獲得できそうだ。Aには計4回突入したが、630枚、588枚、693枚と安定的。指定された「ラッキー小役」が一度も引けていない点を考えれば伸びる余地はあっただろう。

　最初の初当りで有利区間天井へ到達してしまったが、以降はコンスタントに当選。安定感がありつつ、展開次第で伸ばせる「遊べるマシン」という印象であった。

（文=大松）
<著者プロフィール>
　4号機『大花火』でホールデビューし、『パチスロ北斗の拳』でドハマリ。6号機は『パチスロ モンスターハンター:ワールド™』がお気に入り。G&Eビジネススクール卒業後、プログラマーや事務職を経験。現在はライティング業務に従事する傍ら「パチスロガチ勢」として活動中。パチMAXでは主にハイエナ実戦記事や動画レビュー記事を担当。常に攻略情報に注目しており、「6号機でも勝てる」を心情に有益な情報を紹介中。

【注目記事】
■パチンコ新台「100連超・一撃5万発」など爆裂報告が続々！ 次世代のスピードスター候補が好発進!!－初打ち実戦速報－
■パチスロ「1周期でAT濃厚」の激アツ!? 有名ライターも認める大人気マシンを実戦!!
■【パチスロ攻略情報】最大「86％」でボーナスがループするSTタイプの注目タイトル始動！ 注目ポイントは各種小役出現率!?