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パチスロ「4号機には夢があった」は事実だが…

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パチスロ4号機は過大評価なのか!?

 パチスロの黄金期といえば大半のユーザーが4号機時代を挙げるだろう。「万枚が余裕」「毎日万枚が出た」「何も考えずに勝てた」など色々な声を耳にする。

 筆者は4号機の経験者。当時は『獣王』などAT機が登場し始めた時期で、ホールのメインは『大花火』などの大量獲得機であった。

パチスロ「4号機には夢があった」は事実だが…の画像2
ユニバーサル公式HPより

 そこから現在までパチスロにどっぷりハマり、人生の半分がパチスロで出来ているといっても大袈裟ではない。

 だからこそイメージを下げるような発言は避けてきたが、あえて言わせて貰えれば、現在目にする4号機の評価は誇張し過ぎているように感じる。

 地域柄も影響しているだろうが、パチスロの別積みなど『ミリオンゴッド』の登場まで珍しい光景であった。当時のドル箱は2000枚近く入る大きなものも存在したが、それでも3箱もあれば羨望の眼差しを浴びるには十分だった。

 もちろんこれは筆者の思い出。毎日がお祭りだったユーザーもいるかもしれない。

 というわけで、当時から活躍している現役プロの意見に注目しよう。

 2020年12月1日にななプレスで掲載された「ガリぞうの収支日記」では、稼働報告と共に1999年7月31日の稼働記事を一部紹介している。その中で「バーサスの設定4狙い」との記載が存在。4号機『バーサス』の設定4はフル攻略で出玉率が109%だ。

 さらには、判別で設定3であると予想。設定3は出玉率105%だという。丸1日打てば+1500枚程度が平均といったところ。これをガリぞう氏は「満足としておきましょう」と言っている。重ねて言うが、これは4号機時代の話だ。

「4号機には夢があった」ということは事実だが…

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 現在、ホールでは『パチスロアラジンAクラシック』が人気だが、同マシンが登場した際には「4号機では5万枚出た」という意見が多数見られた。これは「スーパーアラジンチャンス5000G」のことだろう。

 4号機『アラジンA』のATは純増約11枚。5000G継続すれば単純計算で5万5000枚獲得できるし、その間はボーナスも抽選している。つまり一撃6万枚オーバーも夢ではない。

 その確率を見ていこう。スーパーアラジンチャンスに突入させるには、AT中に約1/199の純ハズレ(※設定差あり)を引いて50%をパスしなければならない。AT「アラジンチャンス」は10Gだ。

 そして最大継続ゲーム数は「5000G」となっているのだが、その確率はスーパーアラジンチャンス当選時の1/16384と極めて低い。その爆裂を堪能できる可能性は、紙のように薄いという気もしてしまう。

 それでも「4号機には夢があった」ということは事実。さらに、インターネットが普及していなかったため、知識を活用すれば勝ちまくれた時代でもあったのだろう。

 もしかしたら、そういう夢やバブルを体験しなかったからこそ、今でも筆者はパチスロに夢中になっているのかもしれない。

(文=大松)
<著者プロフィール>
 4号機『大花火』でホールデビューし、『パチスロ北斗の拳』でドハマリ。6号機は『パチスロ モンスターハンター:ワールド™』がお気に入り。G&Eビジネススクール卒業後、プログラマーや事務職を経験。現在はライティング業務に従事する傍ら「パチスロガチ勢」として活動中。パチMAXでは主にハイエナ実戦記事や動画レビュー記事を担当。常に攻略情報に注目しており、「6号機でも勝てる」を心情に有益な情報を紹介中。

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