一撃2万5000枚超え「9999“ダブルカンスト”」も可能な上乗せ特化ゾーン搭載！ パチスロ最強の差枚数管理型AT

　ご存知の通り、パチスロ機にはノーマルタイプ、ARTタイプ、ATタイプなど多彩な出玉機能が搭載されている。個人的にはATタイプ、もっと言えば、表示されている枚数を確実に獲得できる差枚数ATが非常に大好きで、その中でも特に印象に残っている機種が『パチスロ化物語』だ。今回は本機の魅力について紹介したい。

CZは最後まで気が抜けない！

　本機は通常時からレア役を引き「解呪ノ儀」と呼ばれるCZへと突入させてATを目指すゲーム性だ。解呪ノ儀は、規定ゲーム数以内に怪異図柄を揃えてオーラの色を上げていく。「狙え演出」が発生する度に揃えていくのだが、図柄が停止したときの音が気持ちいい。基本的に怪異図柄は1個もしくは2個しか止まらないが、稀に全てのリールに止まるときがある。その場合には問答無用でAT突入だ。

　クライマックス演出発展時にもチャンスアップパターンが複数存在するので、オーラの色が弱くても最後まで期待できる。無事に成功すれば、ATである「倖時間(ハッピータイム)」突入だ。

AT中はモードを上げられるかが重要！

　本機のATは純増2.7枚の差枚数管理型となっており、初期枚数は150枚+α。AT中も怪異図柄を狙う演出が発生するため、揃えることも大事なのだが、出玉を伸ばすために一番重要なのがモードである。AT中は「通常ステージ」「萌ステージ」「蕩ステージ」の3種類あり、最上位の蕩ステージでは、上乗せ特化ゾーンである「倍倍チャンス」の突入率が格段に違うのだ。

上乗せ特化ゾーン「倍倍チャンス」で万枚も夢じゃない！

　上乗せ特化ゾーンの倍倍チャンスは本機最大の魅力と言えるだろう。突入時に初期配当枚数が決まり、成立役と保留に応じて倍率を上げていく。レア役や怪異図柄を揃えることができれば、保留が変化して大量上乗せのチャンスとなる。基本的には数十枚ほどの上乗せで終わってしまうことが多いのだが、首尾よくいけば数千枚超の上乗せに期待できるポテンシャルを秘めている。

　また、上乗せ性能が格段にアップする「超倍倍チャンス」に突入することもあり、ここで凄まじい上乗せを成功させ、残り枚数・獲得枚数ともに9999枚というダブルカンストを達成した猛者もいるほど、非常に夢のある上乗せ特化ゾーンと言えるだろう。

　筆者は最高1000枚ほどの上乗せしかできなかったので、当時はネットにある爆乗せ写真を拝見して羨ましく思えた。その中でも、早い段階で残り枚数をカンストさせ、最終的に一撃2万5000枚オーバーを達成した爆裂報告は今でも印象に残っている。

　非常に多くのユーザーから好評だったこともあり、本機以降の「物語シリーズ」から上乗せ特化ゾーンは倍倍チャンスが定番化。最新作の『パチスロ〈物語〉シリーズ セカンドシーズン』でも倍倍チャンスが味わえるので、気になる方は打ってみてほしい。

(文＝S.S0083）
<著者プロフィール>
　これまで消防士やWEB制作会社に入社した経験あり。専門学生時代に新聞奨学生のブログを書いたことで文章の魅力に取り憑かれる。現在はフリーランスのWEBライターとして活動中。10代の時にパチスロデビューし、実戦を踏まえた関連記事も作成してきた。最も好きな機種は『学園黙示録 HIGH SCHOOL OF THE DEAD』。

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