「ライブとパチスロ、どっちが仕事？」と思ったことも…5号機で一番ハマったのは予想外のマシン!?【dustbox「ジョージとユウキのリズムDE 777」Vol.03】

dustbox「ジョージとユウキのリズムDE 777」Vol.03

　メロコアバンド「dustbox」のベーシスト・JOJIによる当企画も第3回目。今回は5号機初期の思い出と共に、パチスロ好きバンドマンならではのエピソードを語っていただいた。聞き手はお馴染みの濱マモルが担当した。
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濱「第2回でYU-KI君が『沖ドキ!』や『バジリスク～甲賀忍法帖～絆～』にハマったって話をしてましたが、JOJI君が5号機で一番ハマった機種ってなんですか？」

JOJI「それ、この企画が決まってからずっと考えてたんですよね。でも、機種の数が膨大すぎて分かんないんですよ」

濱「まぁ時代にして15年、1,400機種以上ありますからね」

JOJI「で、思い浮かんだのが『GTO』だったんですよ」

濱「おおー、2007年に登場したビスティの台ですね。チェリーで3GのプチRTへ突入するノーマルタイプの。原作が好きなんですか？」

JOJI「いや、そんなことはないんですけど…。ホント、最初の方の台ですよね。サブリールみたいなのがあって。なぜかすごい好きでハマっちゃってハマっちゃって」

濱「通常のリール部分が液晶で、その液晶上部に小さいメインリールがあるんですよね、たしか」

JOJI「そうです、そうです。なんか、あの感じが好きで…。パッと思い浮かんだのがこれだったんで、相当好きだったんでしょうね」

濱「4号機の『カイジ』もそんな感じでしたよね。メーカーはロデオなんで他社ですけど」

JOJI「カイジもめっちゃ打ってました。『じゃじゃーん！』っすよね」

濱「懐かしい！　そんな掛け声で始まる演出がありましたよね。まぁカイジはともかく、今の6号機もいろんなシステムのマシンが出ているように、5号機初期は各メーカーが手探り状態といいますか、いろんなシステムのマシンがデビューしましたよね」

JOJI「その当時の試行錯誤してる、頑張ってるって感じがいいんですよ。ルパンとかも好きでしたし」

濱「『俺の名はルパン三世』ですね、平和ブロスの」

JOJI「演出がカクカクしてんなぁとか、(RTが)全然増えねぇなぁとか、そういうのが好きでしたよ」

濱「わはははは。ポリゴンって言うんですかね、たしかに初代北斗みたいな液晶でしたよね」

JOJI「そうです。雑だなーってね。あと、『シェイク2』もよく打ちましたよ」

濱「大都技研のスゴビ搭載機ですね。あれは初めてショールームで拝見した時、衝撃でした。液晶ディスプレイが動いて演出に奥行きが出るんですよね、たしか」
JOJI「そうです、そうです。懐かしい。あとはバイオ(『パチスロ バイオハザード』)ですかね」

濱「第2回でSUGA君のエピソードとして話した機種ですね。4thリールには賛否両論ありましたけど、破壊力はかなりありましたし、きっとYU-KI君もハマったと思いますよ。それこそ連日通い詰めるほど」

YU-KI「わはははは。ホント、パチスロにハマってる時はライブとパチスロ、どっちが仕事なのかなって思ってた時もありましたからね」

濱「それは、かなり重症です」

YU-KI「今日、ライブが終われば明日はオフだってなると、そこからお店を調べるんですよ」

濱「ツアー中の話ですね。まぁ情報収集は大事ですから」

JOJI「HAWAIIAN6ってバンドと何度もツアーをやらせてもらってるんですけど、地方に行くと大体、ホテルが一緒なんですよ」

濱「HAWAIIAN6とdustbox、仲良しですもんね。ファンの間でも有名ですから」

JOJI「そうなんですよ。スタッフもメンバーも仲がいいんで、ホテルも移動も打ち上げも全部一緒なんですよ。楽しいじゃないですか。で、移動日は次の日がライブだろうがオフだろうが、スロット行くチームと行かないチームで車が分かれるんですよ」

濱「合理的でいいと思います」

JOJI「(機材車は)デカいハイエース2台なんで、どっちも結構、人数が乗れるんです。だから、打つ打たないで線引きして、こっちは朝イチ何時に出発…とか決めるんですよ」

濱「打つチームが当然、早起きになるわけですよね」

YU-KI「でも、犠牲者も出るんですよ。打たない人が1人こっちに来ちゃって。俺らからしたら楽しいですけど、打たない人からしたら『なんでこんなに朝早くから出なくちゃいけないんだろう…』ってなりますよね」

濱「そりゃあ可哀相ですよ」

YU-KI「地獄ですよね」

濱「ちなみに打つチームはJOJI君、YU-KI君、HAWAIIAN6のHATANOさんでしょ？」

JOJI「あとは誰だ？　SUGAと(HAWAIIAN6)ベースのGUREですね」

濱「あ、GUREさんってパチスロ打つんですね。知りませんでした。ご挨拶する程度で、そんなにお話したことがなかったので…」

JOJI「いや、打たないんです。打たないんですけど、連れて行くんです」

濱「なるほど。犠牲者はGUREさんですか。心中お察しします」

YU-KI「でも一応、打ったりしてますよね。北斗とか」

JOJI「打ってる。なにも分からず打ったりしてる。前には、うちらの負けが込んでてるのにGUREだけ当ってたんです」

濱「まぁそんな日もありますよ」

JOJI「でも、GUREは後輩なんでムカつくじゃないですか。しかも、目押しもできねーのになんでか当ててるし」

濱「わはははは。ムカつくって。そんなこと言っても、JOJI君の初期もそうだったじゃないですか」

JOJI「まぁそうですし、言っても200枚くらいなんですけど、初めて打った時の俺と一緒で価値が分かってないんで、HATANOさんたちと誘っておきながら『もういいよ。ヤメちゃえよ。ヤメヤメ。それ流せ』って」

濱「なんと理不尽な」

JOJI「流して訳分からずに4,000円くらい手にしてましたけど、はっちゃん(HATANO)は『これがツアーだ』って言ってましたね」
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　先輩からの理不尽な仕打ちも、仲良きメンバー同士だからこそ。次回も盟友・HAWIIAN6とのパチスロエピソードについて触れていただこう。