パチスロライター生活の引退を考える瞬間!?【濱マモルののほほんコラムV0l.167~引退タイミング~】
濱マモルののほほんコラムV0l.167~引退タイミング~
阪神タイガースの糸井嘉男選手、中日ドラゴンズの福留孝介選手、オリックスバファローズの能見篤史選手、埼玉西武ライオンズの内海哲也選手など、今シーズンも数人のベテラン選手が引退を表明している。
毎年、引退選手のセレモニーを観ると、老化で涙腺が緩んでいることもあり、取り立てて思い入れがない選手でも涙。応援し続けた選手ならば号泣必至であり、その都度、同時に考えるのが我がパチスロライター生活の引退タイミングである。
多くのパチスロライターはフリーランスであるから、サラリーマンの方々と違って定年とは無縁だ。ほとんどの人間がいい年齢の大人だし、そもそも社会不適合者の集まりだし、仕事内容によっては受注がなくなることこそあれど、よほどのことがなければ締め出されることはなく、自分で名乗り続ける限りは現職であり続けられる。
言っておくが、年収ウン千万円も稼ぐのは、他ジャンルでも露出が多いごく一部のトップライターのみであり、大半の男性パチスロライターは不安定な上にカツカツ。「じゃあ、転職すればいいだろう」と思う方々もいるだろうし、実際、アタシもかつては転職を考えたが、昔取った杵柄で某レコード会社の面接にこぎつけたところ、前日の夜というか、その日の朝まで飲み続けた結果、寝坊ですっぽかしてしまった。既に1回、退職しているし、結局、勤め人は向いていないのである。担当者の方、その節はすみませんでした。
根底にはパチスロ好きというのもあるし…
気が付けば、もう未来よりも過去の方が長いであろう年齢だ。衰退するパチンコ産業の中、ここに身を置き続けるのは危険極まりないかもしれないが、かと言って、いまさら引き返すのも地獄。根底にはパチスロ好きというのもあるし、なんとか綱渡りで先に進みつつ、爪に火をともしながらも生きながらえたいと思っているのである。
早い話が、引退タイミングと言っても“いつになったらヤメよう”ということではなく、“いつまで続けられるのか”という切実な問題。
肌を露出しても需要がない男性パチスロライターで、尚且つビジュアルも悪いとくれば一発当てて隠居生活なんてことは諦めているし、当然、数年生活できる貯蓄もないわけだが、先日、両親から受け継いだボロ家の各種リニューアルが必要になり、その掛かる費用によって我が財政はさらに悪化中なので、関係者のみなさま、法に触れない仕事、人のネタを売るような仕事以外はなんでも全力でこなしますので、なんなりとお申し付けくださいませ。