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パチンコ「激烈に刺激的な状況」を味わうために投資を続け…【濱マモルののほほんコラムVol.164~残り1秒~】

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パチンコ「激烈に刺激的な状況」を味わうために投資を続ける!?

 お湯が沸くまでの時間がどうにも、もどかしい。

 せわしない時の食事などで、カップラーメンやカップ焼きそばなどを食することが多々ある。少年時代にはお湯が不要、且つ待ち時間もないアルキメンデスなるインスタント食品もあったが、まぁその商品が一瞬で姿を消したことを考えると、やはりカップラーメンやカップ焼きそばにはお湯が必要。やかんに水を入れてコンロに火を付けるだけなのだが、毎回毎回、なんでもっと早く沸いてくれないのか…と考えてしまう。

 嫁さんに言わせると、アタシはかなりのせっかちだそうだ。かつて、付き合いたての女性がとある有名な洋食店で食事をしたいと言い出し、仕方がなく嫌々ながらも列に並んだところ、それを妹の友人が目撃し、何の気なしに「お兄さんが〇〇で女の人と一緒に並んでたよ」と伝えたそうだが、我が妹は「ありえない。あいつはパチンコ屋以外で並ぶわけがない」と即答。要するに、近しい人間は全員、アタシが基本的に並ぶことと待つことを苦手としていることを熟知しているわけだ。

 やかんを眺めながら「早く沸け」と念を送っても当然、効果はない。それは、最近のお気に入りである豊丸産業の『P ANOTHER WILD RODEO~スギちゃんっス~』におけるロデオチャレンジ中も同じであるのだが、ついつい、「早く時間よ過ぎろ」と時の早送りを試みてしまうわけで、それがまた、コイツの面白さでもある。

ある瞬間に最も興奮していることに気付いてしまった…

 『Pワイルドロデオ6750だぜぇ』の後継機である本機は、飛び込み口に入った玉が役物経由でスタートに入賞すれば図柄が変動。図柄揃い確率は38.7分の1で、その後に移行するロデオチャレンジで、役物内に導かれた玉が特定時間を耐え抜ければ大当りへと繋がる仕組みだ。

 ロデオチャレンジの耐久時間は前作と同じく「60秒」「40秒」「20秒」の3パターンだが、その振り分け割合は50%:41.02%:8.98%から、50%:25%:25%に改良。その分、1回の大当り出玉は約1,350個に抑えられているものの、消化後はST1回の「スギちゃんっス」がスタートし、ここでは50%で「20秒」or「3秒」のいずれかが選択される。

 当りやすくなった上に、ヒキ次第では1回の初当りで前作以上の出玉が狙える。そりゃあ役物フェチとしては問答無用で勝負に挑むわけだが、近隣ホールはねかせの問題なのか、ロデオチャレンジは20秒でもなかなかにキツい。大半が数秒でハズレへと吸い込まれ、残り10秒以下まで耐えても、計ったかのようにラスト1秒で転落する。

 加えて、なんとか初当りを射止めても、スギちゃんっスを活かせずに単発終了。ちゅるちゅると命の次に大切なお金が溶けるうち、それに比例するかのように怒りも込み上げてくるわけだが、その一方で、ある瞬間に最も興奮していることに気付いてしまった自分もいる。

 その瞬間とは、先述したラスト1秒。これを耐えられるか否かで状況が一変する様は激烈に刺激的であり、むしろ大当りよりもこれを味わいたいがために投資を続け、結果的にカップラーメンやカップ焼きそばばかり食べていることは、ここだけの秘密である。

濱マモル

濱マモル

神奈川県横浜市出身。レコード会社勤務の後、フリーライターへ転身。パチンコ・パチスロやギャンブル系を中心に、野球、音楽、街情報など幅広い分野で執筆する。特技は料理と飲酒で、超常現象好き。ドラマーとしての顔も持つ。

Twitter:@hamamamoru777

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