新台6.5号機『パチスロ真俺の空』へ楽曲を提供!はっきり言って自信作!!【濱マモルののほほんコラムVol.171~裏方気質~】
【濱マモルののほほんコラムVol.171~裏方気質~】
「小説を書いたりしないんですか?」。ライターという職業を自称しているからか、たまにこう聞かれることがある。
確かに、ライターにとって自著は大きな名刺代わりになる。とは言え、著作物を作るには出版社からのオファーが必要だし、自ら売り込こむガッツもない。もちろん、ブログやnoteなどで物語を綴って地道にアピールする気持ちもさらさらないわけだが、それは簡単な話、取り立てて世の中に送りたいメッセージがないからである。
社会に不満がないのに不良になった、反逆心がないのにパンクロックを歌う。例えは悪いかもしれないが、アタシの立ち位置はそんなもの。パチスロ好きが高じて物書きになっただけのことで、当コラムのように好き勝手に駄文を書き散らかせていただけるものは大好きだが、基本的には無記名での原稿を執筆するのが性に合っている。
みのりんやみそちゃんたちと結成しているバンド「タカハシ」のギタリストでメインコンポーザーのイイジマンも、同様のスタンスだそうだ。イイジマンはプロの作詞・作曲・編曲家で、周囲のミュージシャンたちから自分が中心のバンド、もしくはソロでの歌手活動をしないのか、と問われることがあるそうだが、答えは否で、その理由は、やはり「特に表現したいことがないから」。クライアントの依頼通りに仕上げるという業務が自分に適しているそうで、お互い、裏方気質なのであろう。
そんな裏方気質を遺憾なく発揮した楽曲が先日、とある動画のBGMとしてYouTube上に公開された。その動画とは、クロスアルファの最新6.5号機『パチスロ真俺の空』のプロモーションムービー。そう、我々がマイペースに活動を続ける宴会系楽団のタカハシが、ありがたいことに、当機にいくつかの楽曲を提供させていただいたのである。
初代『俺の空』を打ち込んだ方にも喜んでいただけると自負
どれも完全書き下ろしであるから、楽曲イメージも機種のコンセプトに沿わなければならない。ちょっと違和感のある言い方だが、主張が少ないイイジマンにとってはうってつけの創作であり、これに独特の感性と主張の強さを併せ持つみそちゃんが歌詞を乗せる。
あとはクライアントさんの意向に合わせて微調整をするといった流れで、はっきり言って自信作。随所に小ネタを挟んでおり、初代『俺の空』を打ち込んだ方にも喜んでいただけると自負している。
自著にあまり興味はないと冒頭で述べたものの、ライターになる前のレコード会社時代に携わった数々の音源や、ライターとして無記名で執筆した数々の雑誌などが世に出ることについては当然、嬉しくないわけはないし、それを楽しんでもられば、さらにテンションは上がる。
だからこそ、三度の飯より好きな酒の次の次あたりに愛するパチスロの音源制作に関われたことは、既に感無量。みなさまがプロモーションムービーをご覧になり、興味を持った暁にホールで打ち散らかしていただければ、きっと狂喜乱舞するかと思いますので、何卒よろしくお願いします。