パチンコ新台でしか聴けない「新曲」が話題！「うちらは『バジリスク』に使われたいっすね」…【dustbox「ジョージとユウキのリズムDE 777」Vol.08】

【dustbox「ジョージとユウキのリズムDE 777」Vol.08】

　SHADOWSのサポートベーシストとして活躍するハヤト氏をゲストに招き、パチンコ・パチスロと競馬との共通点を見出したdustboxのベーシスト・JOJIとドラマー・YU-KI。2人による当企画の第8回は、パチンコタイアップについて語り合った。

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濱「8月に導入されたニューギンの『パチンコ 真・怪獣王ゴジラ2』にSHADOWSの楽曲が使われてるそうですね」

ハヤト「そうなんです。大当りの2連目からですね。新曲が流れます」

YU-KI「すごい。そこでしか聴けないの？」

ハヤト「2連目で流れる曲はシングルで出したんだけど、さらにその後から流れる曲があって、それはパチンコでしか聴けない」

YU-KI「パチンコのために作ったの？」

ハヤト「そう。2曲共、ゴジラ用に」

YU-KI「ライブでもやらないの？」

ハヤト「シングルで出した曲はやってるけど、もう1曲はやってない。だから、パチ屋でしか聴けない」

JOJI「ギターの一樹が言ってたけど、誓約があるからライブでやれないんでしょ」

濱「完全書き下ろしの新曲ですし、台が出るまでは守秘義務があるってことですかね。つーか、どういう経緯でオファーが来たんですか？」ハヤト「それはいつもお世話になってる会社があって、その会社のツテでって感じです」

YU-KI「やっぱりギャンブルが好きだからって言うのもあるんじゃないの？」

ハヤト「あるんじゃないかな。分かんないけど」

濱「でも、SHADOWSの曲って疾走感があってデスボイスが入ったりして、ゴジラの世界観にハマりますよね。打っててテンションがアガると思います」

JOJI「ホントにそうですよね」

ハヤト「『こうだったらアガるっしょ』って感じで作ってたんで、『この時はこれでしょ』って音がちゃんと入ってると思います」

YU-KI「羨ましいっすよ」

JOJI「俺たちもやりてぇよ、そういうの」

YU-KI「最近のSHADOWSのインスタはみんな、ゴジラっすから」

ハヤト「わはははは。映画の主題歌をやったのかなってくらいにね。いやー、嬉しかったっすね。ゴジラ世代なんで、やっぱり」

YU-KI「俺たちにもお願いしますよ。ここで匂わせてくださいよ。オファーお待ちしてますって」

濱「可能性は、なくはないですよね。locofrankも『シャドウハーツ2』でSTARTが使われましたし」

JOJI「ありましたね。でも実際に打ちましたけど、どうすればいいのか、よく分からない台でしたね」

濱「わはははは。悪くはない台なんですけどね」

JOJI「そうなんですね。俺、ファンタジーみたいな世界観がちょっと分かんなくて」

YU-KI「俺、YouTubeで聴きましたよ」

濱「わはははは。YouTubeでわざわざ聴かなくても、locofrankのライブで毎回、演奏してるじゃないですか。つーかアタシ、その台の担当ライターだったんですよね。だから、どうにかlocofrankの曲が使われていることを読者に知ってもらおうと、ページの欄外で触れた記憶があります」

YU-KI「いいなぁ。うちらはバジリスクに使われたいっすね」

濱「バジリスクと言えばもう、陰陽座のイメージが強すぎます」

YU-KI「そうだけど、バジリスクにうちらの曲が使われたら自慢しちゃいますよ」

JOJI「日本語で歌うしかないな。うちらって、タイアップ系は今まで自衛隊しかないんですよ」

濱「自衛隊？」

JOJI「九州と北海道の自衛隊の、イメージ映像的なやつですね。向こうのローカル番組ではCMがあるみたいで」濱「CMソングってことですか」

JOJI「たまたまその時、1分間の音源を出すって企画があったんですよね、30バンドくらいで」

濱「30バンドの中から、タイアップを勝ち取ったってことですか？」

JOJI「勝ち取ったっていうか、いたんでしょうね。広報の中に好きな人が」

濱「どんな内容のCMか、気になりますね」

JOJI「バリッバリの2ビートの曲に合わせて飛行機ドゥ―ンみたいな」

ハヤト「わはははは。なんか危ないっすね」

JOJI「でも、九州と北海道では、この曲が流れると『あ、あのCMの曲だ』ってなるらしいですよ」

濱「じゃあ結構、コンスタントにCMが流れたってことですね」

JOJI「そうなんでしょうね」

YU-KI「うちらの曲も疾走感ありますから、大当り中の歌に使われたいっすね」

濱「北電子とか？」

JOJI「北電子、最高じゃないですか」

YU-KI「北電子だったらSUGAさんもね、ジャグラーばっかり打ってますから」

濱「ダメそうな台のデータをポチポチしながら…ですよね」

JOJI「なんでこの台なんだろうなって。隣は高設定っぽいのに」

YU-KI「SUGAさんはジャグラーかリングが好きですよね」

濱「リング？ それは意外ですね」

JOJI「アイツ、ホラー物が好きなんですよ。俺も初代のリング(『パチスロリング呪いの7日間』)が好きで、一緒に打った時は結構、出てたんですけど、SUGAはコテンパンにやられて…。そういう人間なんですよね」

YU-KI「デビルメイクライも『よく分かんねぇ』って言いながら打ってましたよね」

濱「なんか、SUGA君だけ性格が違いますよね。JOJI君とYU-KI君はわりとしっかり調べてから打つのに」

JOJI「そうですね。俺はゲーム性とか全部調べてから行くんですけど、SUGAは誰かが打ってるのを見て『楽しそう』って座ってコテンパンにやられて、で、高設定が隣にあるのに低設定のジャグラーを一生、打ってるんですよ」YU-KI「吹くのを待ってるんですよね」

JOJI「もう(夜)9時半だぞってね」

ハヤト「わはははは。可愛い」

JOJI「妖精なんで、彼は」

YU-KI「でも、日によっては意気込んでる日もあるんですよ。たとえばツアーでの移動中とかに『着いたら行こう』って。でもそういう時、JOJIさんは来ないんですよ」

JOJI「また低設定を打ってるのを見ると、イラついちゃうんで」

濱「わはははは」

JOJI「でも、俺とSUGAは幼馴染なんで、やっぱり勝ってほしいし、誰よりも勝つ喜びを味わって欲しいんですよ」

YU-KI「だから次の日、『どうだった？　SUGAは勝った？』って聞きますよね」

濱「ハヤトさんはSUGA君と一緒に打ったことはあるんですか？」

ハヤト「この前の大阪で一緒に打った時(第5回参照)には、いましたよね」

YU-KI「いたいた」

ハヤト「SUGAさんはやっぱり妖精さんなんで、まだちょっと、そこまで(関係が)深くはないんですよ」

JOJI「SUGAはパチ屋にいようが、ライブしてようが、私生活だろうが、変わらないんヤツなんで」

ハヤト「ずっとSUGAさんです」

JOJI「だからいつかここに来てもらって、確認してもらいたいですよ」
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終盤はdustboxのボーカリスト・SUGAについての話題に。ジャグラー好きで“妖精”の彼が当企画に参加することはあるのか、首を長くして待ちたいと思う。