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完全告知機なのに、ハサミ打ちの「ズレ目」もアツい!?【パチスロ新台実戦記~ハッピージャグラーVⅢ編~】

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 パチスロが6号機へと移り変わった以降も、変わらずボーナスタイプの王道としてホールに君臨し続ける『ジャグラー』シリーズ。これまで6号機としては『アイムジャグラーEX』、『ファンキージャグラー2』、『マイジャグラーV』と登場し、2022年10月には『ハッピージャグラーVⅢ』が導入を開始した。

中押し手順を駆使すれば全ての小役の奪取が可能

 緑を基調とし、黄色い「GOGO!ランプ」を装備した『ハッピージャグラー』シリーズの3作目となる本機は、ビッグ確率が設定1:273.1分の1~設定6:226.0分の1、REG確率が設定1:397.2分の1~設定6:256.0分の1と、ややビッグ偏向型。設定6の機械割は108.4%とされており、『アイムジャグラーEX』よりは高いものの、『ファンキージャグラー2』や『マイジャグラーV』と比べて若干、抑えられている。

 リール配列に関しては過去シリーズを踏襲しており、通常時は中押し手順を駆使すれば全ての小役の奪取が可能。まずは中リール上段に20番の7絵柄をビタ押しし、そのまま停止した場合はブドウorピエロorボーナス、中段7絵柄停止時はチェリーorボーナス、下段7絵柄停止時はハズレorリプレイorボーナス、上段ベル停止時はベルorボーナスとなる。

 ただ、この手順は難易度が高く、ライトユーザーには不向き。それでも淡々と左リールにチェリー狙うだけでなく、秀逸なリール制御を堪能したいと考えるプレイヤーには、ハサミ打ち手順がオススメである。

 手順は非常に簡単で、まずは左リール枠内に4番のチェリーを狙って、右リールをフリー打ちするだけ。個人的にドキドキするのが左リール上段BAR絵柄停止時で、この形は実戦上、小役ハズレ=リーチ目となるので、右リールを停止した時点でズレ目、即ち小役非テンパイであれば、2確目が濃厚となるのである。

ビッグ偏向の爆発力もアリ

 肝心の実戦結果は3,800G超を消化してビッグ13回・REG12回で、400枚ほどのマイナス。設定推測要素の軸とされるREG出現率は約323分の1と、設定3以上、設定4以下の数値であったものの、やはり勝利を目指すのであるならば、設定5以上を掴みたいところか。

 とは言え、序盤にはビッグの連打で瞬く間に1,000枚を超えるなど、ビッグ偏向の爆発力は見せ付けてくれた。もちろん、ふらりと空き台に座るのは危険だが、短時間でも楽しめるマシンとの印象も受けた。

 なお、この日のブドウ出現率は約5.93分の1であった。

©KITA DENSHI

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