「GODが揃った状態」で台を譲ったことも?「警察沙汰」になった事件などパチンコ店でのエピソードを語る【アニかつ・濱マモルの回胴酔虎伝Vol.31】
前回はお気に入りのスマスロについて語り合ったアニマルかつみと濱マモルの「回胴酔虎伝」。今回はコインレスで便利になった反面、それによって新たに生まれた問題点についての対処法を考察した。
「スマスロ」の気になる話題について
濱マモル(以下、濱)「ところで、北斗(『スマスロ北斗の拳』)は打ちました?」
アニマルかつみ(以下、アニ)「まだ打ってないなぁ」
濱「導入から結構、日が経つのに、いまだ稼働が垂れないですよね」
-正直、ここまでとは思ってました?
濱「失礼な話、思いませんでした」
-ですよね。僕も盛り上がるのは初代を知る方々だけなのかなって思ってました。
アニ「『スマスロ、はじまる』っていう大々的なアピールはあったけど、やっぱりスマスロも区分としては6号機だからね。でも、スマスロは便利だよね、単純に」
濱「コインレスはたしかに便利なんですけど、そこそこのコインがクレジットにある時、残して席を立つのって嫌じゃないですか」
アニ「あー、はいはい」
濱「だからその都度、ICカードに移すって作業が、逆に面倒くさいなっていう気持ちは少しあります」
アニ「わはははは。なるほどね」
やはり気になる台確保問題…最善のアイテムは?
濱「あとは、前にも言いましたけど、台確保問題ですよね」
アニ「コラムでも書いてたよね。スマスロ時代の台確保問題。でも、大体のお店は(レバーに)引っ掛ける札があるでしょ」
濱「これが、アタシがよく行くお店にはないんですよ」
アニ「それだと困るよね。スマスロはムーディーに暗くしてるお店だと余計、下皿に物があるかないかも分かりづらいし」
濱「しかも大体のスマスロ、下皿に物が置きづらいんですよね。にゃんこ大戦争(『ぱちスロ にゃんこ大戦争 BIGBANG』)は物が落ちないような配慮が施されているように思えますけど」
アアニ「いずれにせよコラムにも書いてたけど、スマスロに限らず下皿に財布やスマホを置くなんてさ、2大個人情報じゃない。自分は絶対、それで台確保なんてしない」
濱「ですよね」
アニ「考えられない」
濱「世代なのかもしれないですけどね。若者は、今のパチンコ屋さんはそんなに危なくない場所と感じているのかもしれませんけど、我々の時代では考えられないですよ」
アニ「ホントそう。だってね、昔はいい台をライターでおさえてもどかされてたしね」
濱「アタシも昔、台をおさえて両替をしに行ったら、知らない輩が打ってたことがあります」
アニ「なにで台をおさえるのがいいのかね」
濱「んー、ハンカチですかね」
アニ「パチンコを打ってるおばちゃんは、よくハンカチで台確保してるよね。あとは自転車のカギとか」
濱「ほかには目薬ですかね」
アニ「目薬!?」
濱「アタシ、すごいドライアイなんですよ。春は重度の花粉症ですし、常に何がしかの目薬を持ち歩いてるんですよね」
アニ「なるほど。自分はペットボトルが多いかな」
濱「アタシも、持ってる時はそれを置きます」
-え? 打ちながら飲み物、飲まないんですか?
濱「もちろん飲みますけど、入店時にペットボトルを持ってることって少なくないですか?」
-あ~、お店に入る前には買わないんですね。
濱「アタシは大体、初当りを引くまで買わないですね。だから、2時間くらい飲み物を飲めない時もありますけど…」
-わはははは。追い込みをかけるタイプですか。
濱「そうですね。ハングリー精神が大切ですから」
アニ「自分はペットボトルを持ち歩いてるからね。ジャスミン茶か麦茶。あとはコーヒーを水筒に入れてるんだけど、みんなに聞かれるんだよね。『焼酎でも入ってるんですか?』って」
濱「わはははは。たしかに、勝手なイメージで申し訳ないですけど、かつみさんがおもむろに水筒を取り出して飲み始めると、そう見えちゃいますよね。つか、ご自宅から飲み物を持参されてハーデス(『アナザーゴッドハーデス』シリーズ)とかを打つって、節約家なのか浪費家なのか、よく分かりませんね」
-めちゃくちゃですね。
アニ「好きな味を飲みたいんだよ」
濱「かつみさん。コーヒーやビールとか、味にこだわりをお持ちですもんね」
-少し話がそれましたが、やっぱり財布での台確保は危ないですよね。
濱「ホントに。あと、車のカギも考えられない」
アニ「地方の郊外店なんかはさ、車移動で軽装だからか、長財布を台の上に置いて打ってる人もいるよね」
濱「昔、かつみさんと来店取材をご一緒させていただいた時、それで盗難事件がありましたよね」
アニ「あったね」
濱「警察が来て、大事になってましたよね。だからホント、財布を下皿や上に置くのは危ないですよ。パチやスロを打つってことは、それなりの軍資金も入ってるでしょうし。泥棒には絶好の狙い目ですよ」
アニ「今は防犯カメラの性能が上がっているとはいえ…ね」
-気を付けないといけませんね。
濱「防犯カメラで思い出したんですけど、来店取材とかに行くと、来店後、バックヤードにご挨拶へ伺う時があるじゃないですか」
アニ「あるね」
濱「で、とあるホールの防犯カメラは、来店者の顔がバーッと一覧できるようになってたんですよ」
アニ「それはすごい」
濱「アタシもすごいなぁって思いながらなんの気なしに見てたんですけど、そこに、その日アタシが来てたパーカーにバックプリントされてる三億円事件のモンタージュ写真もバッチリ写ってたんですよね。日本脳炎ってバンドのパーカーだったんですけど」
-わはははは。それにも反応してしまうんですね。
濱「もうね、性能がいいんだか悪いんだか。みんなで大笑いした記憶があります。つか、今も来店取材をされてる方々ってバックヤードに入ったりするんですかね。アタシは基本的に、開店前に入ることは遠慮してたんですよ。あることないこと勘ぐられても困るんで」
GODが揃った状態で隣のおじさんにあげたことがあるよ
アニ「バックヤードに入る入らない問題で言えば、広告規制前は、出玉を提供する側として自分は呼ばれてたんで、お客さんも、なにも疑念は抱かなかったよ」
濱「そういう時って、我々は実戦しませんでしたしね」
アニ「そうだね。打ってなかった。店に出させることを強要するキャラクターだったから、マッパチは。実際に、設定の交渉もしてたし」
濱「マッパチとゆかいな仲間たちとして何度かその場にご一緒させていただきましたけど、ガチ交渉でしたよね。あれはアツかった」
アニ「でも、お客さんと一緒に身銭削って打つってなると、開店前にバックヤードに入ったら指定台だなんだって言われる危険性はあるよね」
濱「そういう観点で言うと、アタシは高設定を掴んでも、クライアントさんに続行をお願いされない限り、来店時間終了と共にスパッとヤメてました。だって、来店という名目で設定状況が良くなっているわけですから、その来店者本人が高設定を閉店まで打ち続けてちゃ本末転倒だろうって思ってて。まぁ考え方は人それぞれですけど…」
-高設定を期待して来るお客さんがいるわけですもんね。
濱「まだ上乗せゲーム数とかが残ってる時は『打ってください』という指示に従ったりもしましたけど、それでも最終的には同年代のパチスロが好きそうで、尚且つ負けてそうなおじさんに譲ってました。それで昔、スロガイの編集部にお礼としてお酒を贈っていただいたことがあります」
アニ「自分もGODが揃った状態で、そのまま隣のおじさんにあげたことがあるよ」
ーええっ!? マジっすか! それは羨ましい。
アニ「初めて『バジリスク~甲賀忍法帖~Ⅱ』を打った時も、開店早々からフリーズを2回引いて止まらなくなっちゃって、その時点で8,000枚くらい出てたんだけど、たまたま通路を歩いて来た人に譲ったら『マジっすか?』って驚かれたよ。あとで聞いたら、それから7,000枚出たんだって」
〇〇〇
やはり、財布やスマホでの台確保は厳禁。ホールへ行く際は台確保用のアイテムを所持、或いは入店前にペットボトルのドリンクを購入しておくのが得策か。
ところで、コロナに関する様々な対応が変化し、マスク着用については政府が2023年3月13日より、屋内・屋外を問わず個人の判断に委ねている。全日本遊技事業協同組合連合会(全日遊連)も、パチンコ・パチスロ店における従業員のマスク着用は4月1日より「不要」としている。次回は、そのマスクレスについてトークを繰り広げる予定だ。
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