「借金600万円」をパチスロで返済!? 伝説のパチスロライターを描いた大ヒット漫画が再び話題に!!
「借金600万円」――大金である。それをパチスロで、しかも“旅打ち”で返済した伝説の人をご存知だろうか。
知る人ぞ知る「名波誠」という人物だ。白夜書房からは「パチスロひとり旅」というシリーズで漫画化もされており、当時の人気は凄まじいものであった。
当時といっても連載開始は2000年頃。それから2018年まで続く長寿漫画となっている。なお、借金自体は2004年の単行本第6巻で完済済みとなっている。
もともとは、借金を残したまま勤務先の会社を退職し、自家用車で放浪しながらパチスロで生活費と借金返済のための原資を稼ぎ出す様子を、自身のブログで公開していたことが始まり。
この時は、パチスロの全盛期である4号機時代だが、旅打ちで全国を回りながらパチスロで借金を返済するというドラマ性は魅力的。現在では旅打ちYouTuberなども存在するが、当時は非常に珍しいスタイルでパチスロファンとして浪漫を感じさせる。
いまなら無料で全話視聴できる!
実はこの物語、いまなら無料で全話視聴できるのだ。「【ガイドワークス公式】パチンコパチスロ漫画動画チャンネル」では、4月29日より『漫画動画【1話から最終話まで一気見!!】パチスロひとり旅ホームレス』を配信中だ。
筆者もこの漫画の読者だが、恥ずかしながら当時はバイト先のコンビニで休憩時間に読む程度。概要は知っていたものの、真剣に1話から物語を追っていたわけではなかった。
ここにきて全話が動画で全話公開というのは非常にありがたい話である。筆者と同じく、流し読みしていたり、話数を飛ばして読んでいた読者も中にはいるのではないだろうか。
作中では『フローズンナイツ』や『タコスロ』など往年の名機も登場。攻略を目指す様子などは、当時を知るプレイヤーであれば懐かしさを感じるだろう。
20年前ということもあり、5号機世代以降のプレイヤーにはピンと来ない話かもしれない。それでも当時のマシンラインナップやトレンド、ホールの状況なども作中で紹介されているので、ある種の資料としての読み方もできる。
念のために言っておくと、名波氏と同じような状況で旅打ちをすることはオススメできない。作中では所持金4000円というギリギリの状況まで追い込まれるシーンもあり、貧乏経験者としては自分のことのように冷や冷やしてしまった。
気になる方・ご興味のある方は是非動画をチェックしてみては如何だろうか。