「サミーからすればカチンとくる」異例の『スマスロ北斗』注意喚起について業界の大御所が言及!
4月の導入から3ヵ月。いまだ高稼働をキープしているサミーの『スマスロ北斗の拳』に関する情報について、同社が異例の注意喚起を行ったことは、当サイトでも触れた通りだ。
「ケンシロウ昇天モード」なる冷遇区間の有無が話題に
その情報の発信源は、とあるデータ分析者のTwitter。これによると、本機には「ケンシロウ昇天モード」なるモードが搭載されており、朝イチにこのモードへ移行した場合は終日、冷遇区間のような挙動で右肩下がりのグラフを辿る…としている。
同モード滞在時の推定機械割は70%前後。根拠となる大量実戦値はnoteに追記するとし、ほぼ間違いなく「存在する」と断言したのである。
このツイートに対して、とある遊技機開発者が「都合の悪いことを言うんじゃない」的な発言を発信。これを機に「モードの有無じゃなく、業界としてどう考えるか」、或いは「ユーザーに対してどうディスクロージャーしていくか」といった、ユーザーを巻き込んでの論争へと発展した直後、サミーが「これは誤情報」と表明したというわけだ。
「サミーさんからすればカチンとくる」と分析
このアクションについて、ベテランライターの大崎一万発氏は主宰YouTube「まんぱつ」内の動で「保通協対策として、あって当然だよねと思っている派」とした一方で、「無言を貫くと思った」「絶対に言わないと思った」と驚いたことを告白。SANKYOのスマスロ『パチスロ革命機ヴァルヴレイヴ』のミミズモードを例に挙げ、「どうせあるんだし、そこを無いって否定すると、あとで問題になったりするだろうし…」と続けた。
ただ、「ハッキリ無いと言ったということは、実際に無いという可能性の方が高い」とし、サミーがアクションを取ったことに関しても「たくさんのビッグデータを集めて分析した情報を発信することは問題ない」「出ないモードをメーカーが積んでる…みたいな言い方をしたことに対しては、サミーさんからすればカチンとくる」と分析。「実際のところは図星でカチンときたのか、無いものをあるって言われてカチンときたのか、これは分からない」と前置きの後、「かなり強い否定があったということは、遊技するにあたって、そんなに影響を考慮しなくてもいいことなのかな」と推察した。
先日、大崎氏は『スマスロ北斗の拳』の設定6を掴むも、「クソ負けた」そうだ。その後に打った人も「結果的にクソ負けた」そうで、こういった悲劇は「ヒキが弱かったというより、悪いモードに入って、自分のせいじゃないって言った方が、まだ気が楽」と苦笑い。同時に、「話題を振りまいてくれるいい台だなと思います」と『スマスロ北斗の拳』を評価した。