私が試験する立場なら確実に落としていた「あのパチスロ」は何者だったのか?️【ゴトロニの人生4コマスベリ】
■エルビジョンと全面液晶
皆さん、うおおおおおおおおお(挨拶)!! ゴトロニです。
ポイ活ですが、株にしていないので文字どおりポイントを集めているだけになっています。
年末になってさらに株式市場が不安定ですね。
政権や大企業の不祥事、多いですし。
そんなわけで、年末です。
年末といえば忘年会でして、こちとら毎日忘年会をしていたい派であり、個人的スケジュールでは忘年会を毎日開催できる派なんですけど、こういうのは得てしてたまにやるから良いのであって、日常になってはいけません。
ええ、戒めです(主に自分に対して)。
それはさておき、とある忘年会で山佐のネオプラネットの話が出て来て、エルビジョンが復活しないかな~的なことまで発展し、エルビジョンの評価というものを再認識した次第です。
今となっては全面(巨大)液晶マシンが増えていますからね。
やはり需要はあるのかな。
さらに、今、全面液晶機といえばSANKYOですかね。
よくよく考えると今をときめく『L からくりサーカス』もこれですな。
もしかすると、SANKYOは全面液晶を作っていない?? なんて一瞬戸惑ったけど、『L革命機ヴァルヴレイヴ』がありました。動作を終えたリールの上にも映像が出されるタイプです。
プレイヤーがリール操作を終えた後に映像がバーンと出ますね。
そのタイミングで出されるのは、皆さんもご存知かと思いますが、「視認性を妨げてはいけない」という理由から。
停止したリールというのは「抽籤された後の遊技結果」という位置づけなので、そこに噓偽りがあるのは当然NGであり、それも明朗会計、一目に認識しやすいものでなくてはならないという次第です。
仮に、飲食店で会計した後のレシートに汚く不明瞭な文字で書かれていたら、判別不能で経費申請にも使えず激オコな事態に発展するでしょ?
あれと一緒。
なので、いくらリール回転中に液晶上に映像を出さない措置を施したとしても、その透過液晶部分の透明度も重要でして、回転中の絵柄等の色が変わって見えたり、視認できなくなったりといった程度になると、問答無用で試験で落ちます。
リールの上に映像を表示するって、そんな簡単な話じゃないんですね。
ここがお手本的存在ですかね。
て~て~てて~ん♪
表示能力が高くなったドーナツビジョンタイプといったところ?
余計なツッコミを入れられて試験に通らなくリスクを取るよりは…そういう安全性を求めるあたり、さすがはアインズ様のご高配といったところでしょう。
そういった視認性対策と液晶表示の限界を追求するという相反する要素を可能な限り両立させる闘いは、なかなか奥深いものあることが分かるかと思います。
まぁ、そもそも論になっちゃう野暮なツッコミになるのですが、人間の視野は横長のため、縦長の筐体とは相性が悪く、どんなに頑張っても「こりゃあすげぇ!!」と人間の本能というか魂が打ち震えるまでに感動するようなマッチングは起き得ないと冷めた目で見ています。
まぁ、頑張ってください。
いや、今の映像ってだいぶ凄いのは凄いと思うんですけどね、ええ。
あとは、パチンコみたいに3Dとかやらなければ、良いかなと思います、ハイ。
あれ、脳の処理に無駄な高負荷が掛かるからやめておいた方がいいよ。
あ、そういうことを言いたかったわけじゃなくて、エルビジョンの話ですね。
エルビジョンの復活はまず、部材があるのかどうかで決まります。
そして、気になるのが非表示時の透過性の担保ですかね。
今から考えると、割とくすんで見えるため、リールの絵柄が別物に見えてしまうと捉えられかねないと思っています。
早い話、ネオプラのままだと厳しいかな、と。
その代わり、液晶ほどギラつかないので長時間見ても絵が疲れにくく、また出して欲しい気持ちはかなりありますね。
■今だとリール部分だけで落とされるのが必至な機種があった!?
といった感じでですね、以上が前フリ。
思いの外長くなっちゃって壮大な前フリになっちゃいましたが、昔はリールの部分だけで今の視認性基準では落ちそうなパチスロがありました。
機種というかメーカーなんですけど、分かりますか?
答えは「エーアイ」。
機種は『ウイリーチャンプ』とか『スパンキーウエーブ』ですね。
3号機の『グレートハンター』などでも、一旦止まってから少しだけ戻るといった止まり方をするのが特徴でして、これはこれで気にはなりますが、試験的には多分大丈夫。
しかし、技術が進歩しているはずの4号機になってデビューしたウイリーチャンプなどは、リールを止まった後にプルプル…(前略)…プルプル…(中略)…プルプル(後略)…プルプル…と震えるんですよ。
修羅の門の九十九が使う無空派を受けたことがある人には分かると思いますが、食らった瞬間の視界が常に展開されるというか。
あ、分かりませんか。
え~と、リールの裏から超音波が照射されているのではないかという疑惑待ったなしの微細な振動が、放置すると1時間くらい続くんです。
1時間は言い過ぎでも、トイレに行って戻ってきてもまだ揺れているくらいプルプルしているんですね。
これの何が問題なのかというと、極論すると絵柄が完全停止時とは違って認識できてしまうということになるわけで、今なら恐らくエルビジョン以上にアウトではないかなと考えています。
それ程のある意味凄い停止機構を持っていたのですが、その弊害としてとても視覚的に気持ち悪く、自分はウイリーチャンプをほとんど打たないまま外されていったのでした。
あれ、絶対に客付きに影響したよな…。
Bモノとか面白い挙動していたんですけどね。
とはいえ、同じくプルプルするスパンキーウェーブは長い期間、打ったんだよなぁ。
しかも、これもまたBモノが蔓延っている中でドノーマルを。
我ながら自分が好きになる判断基準が分からんとは呆れつつも、やはり超微細振動が気になって、一日数時間打ち続けるのが限度でしたけど。