パチスロ『クランキー』シリーズ最新作がついに登場! コンテストならば何も問題はないな、ガハハ!【ゴトロニの人生4コマスベリ】
Aプロのクランキーはコンドルなのかコンテストなのか
皆さん、うおおおおおおおおお(挨拶)!! ゴトロニです。
ポイ活は建玉を整理してから、小休止が続いています。狙っている銘柄の配当の権利面でも、ポイントの消化期限の面でも特に急ぐ理由がなくなったのが、その理由です。
以前にも書きましたが、運用のプロは日々利益を出さないといけないけど、素人は別に稼がなくてもいい…これこそがその手のプロ連中に情報戦で負ける一般プレイヤーとしての運用の極意。パチスロの立ち回りと一緒です。
さて、その小休止はリリースされ続ける新台のスペックも同様。ここにきて、スマスロでも大量出玉特化仕様の比率が下がり、低ボラのゲーム性重視が増えた印象です。メダルアリのS機もまだまだデビューしていますしね。メーカーサイドもかなり配慮していると思われます。
そんな中で『クランキークレスト』が12月4日に登場します。クランキークレストは言うまでもなくユニバーサルが押し進めている「A-PROJECT」の一環で生み出されたマシンで、企画・設計的にはクランキーコンテストを先祖に持つ形になるんでしょうかね。
むろんクランキーシリーズはコンドルが原点となりますが、リーチ目の法則などからもコンテストがベースなのは明白。そこからの流れを追うとコンドルだけがやっぱり色々と微妙に違うんですよね。最低設定の機械割に関してもコンドルのそれではなく、大幅に下がったコンテストに近い感じだし。
特に配列はコンドルだと右にゲチェナが2つ持っていたのが、コンテストからゲチェ青7→ゲチェコンドルへと変更され、それが主流になったし、順押し青7上段テンパイの2確目も小役回収効果も含めてそう簡単には狙わせないぞ、拝みたかったらリスクを背負えという意図のあるものに変更されております。
実際に狙いやすい中リールの青7の強さ、ハサミ打ちで簡単に2確が出現する右ゲチェナは裏を返せば出目演出の単調化を強烈に助長するわけで、コンテストの改変は大成功だったと個人的には評価せざるを得ません。
大幅に減った単純な2リール確定リーチ目
さらに指摘しておくなら、コンテストでは「左上段青7orコンドルの形からハサミ打ち右中段スイカで2確」という法則もぶっ壊すことに成功しているのも特筆ポイント。もう少し詳しく書いておくと、左上段コンドルの場合、右中段スイカはオールOKですが、左上段青7は条件付きとなります。
というのも、左上段に青7をビタ押しすると、ベル成立時に残りのリールはベル上段揃いの制御を取ることがあるため。左上段に青7があるということは左リールの停止形が「青7・ベル・スイカ」になり、ここでベルが成立しているということはベルを中段に揃えられるわけですが、この子は制御の振り分け次第でそんなことを無視します。左リールの中段ベルに対して、空間断裂斬の如く、中右リールに上段ベルの形で並べるんです。5号機に慣れ親しんだ身としては、一体お前は何を言っているんだという気持ちになるのでしょうが、マジなんですよ、これが。
その結果はもちろん「ベル当選+払い出しナシ」なんていうふざけた現象を生み出します。
コンドルを知るプレイヤー視点では左上段青7+右中段スイカでガッツポーズとなるものの、実は単なるベル取りこぼしというぬか喜びが続出する地獄が領域展開。それで良しとするセンスは、性根がヒネまくっている私でもさすがにドン引き…することはなく、むしろもっとやったれと感心しまくりでしたね。この瞬間にクランキーコンテストは誰が何と言おうと神機確定となった次第なのです。
でもさー、いくら変態制御がパチスロの華とはいえ、普段からよく成立する小役が揃わないのはさすがに酷過ぎね?
と思われるかもしれません。てゆーか、当然です。
当然なんですが、この件に関しては左リールを1コマ早く止めれば回避できます。要は左枠上青7からの「ベル・スイカ・リプ」を止めると、「上段受け予定だったベルはそこから揃う」という感じ。なので、左が1コマでもスベっていれば、青7上段→右中段スイカもしっかりと2確になります。なんだかJOJOの奇妙な冒険におけるスタンド攻撃合戦みたいで、ほっこりしますよね。
そんなわけで、クランキーコンテストでは青7上段狙いで右リールに右中段にスイカが止まる度に左がスベったかどうかでまず一つ悩み、なればこそ敢えて自分でも分からなくする半ビタで止めるといったテクニックの行使という応戦方法が生み出され、その他にも、ベルの抽選確率が低くなる小役低確率状態なのかどうかを把握することで呼吸が荒くなったり、心停止したりと楽しく打つための方法が豊富であったことをご報告申し上げたいと存じます。
そして…ここまで読んで勘の良い方は「上段で揃うハズだったベルの残骸」ということは、ひょっとして左リールのスベリコマ数に関係なく、右中スイカからベルが上段にケツテンパイしなければボーナスが当たっているというマニアックなリーチ目になるのではないか?
と気づいたかもしれません。
正解です!!…と言いたいのですが、それはハイチャンス止まり。
というのも、小役を取りこぼした場合、基本的にはテーブルどおりに止まるけども、たまに困らない範囲(他の成立していない役が揃うor鉄板リーチ目になる形を避ける)でランダムスベリを起こして停止するという制御も用意されているっぽいんですよ。
何じゃそりゃあって気持ちになりますが、「左上段青7から右下がりにリプ→右下段ベル以外」という鉄板大正義「ど真ん中リプレイ」が用意されているので、ベルのケツテンするなと願いながら中リールを止める楽しみ方は、やはり大正解と言えるでしょう。
そんなこんなで、クランキークレストの礎となっているクランキーコンテストの2確目について少しだけ紹介したのですが、既にユニバーサル公式の動画内で小野Pさんが「右中段スイカの一部が2確に非ずなので注意」と解説しています。
この辺はコンドルの系譜と見るか、コンテストの後継機と捉えるかで意見は変わり、自分はA-PROJECTのクランキーシリーズはコンテストと見做しているため、その改変はむしろ正統後継とすら考えている次第です。
もう一つ付け加えると、右下段コンドルでスイカハズレ目となる強停止形を避けただけとも言えるし、単調さを払拭するための工夫とも言えます。これは長期稼働を見据えて作るなら当然の配慮ですからね。
そんなわけで、大好きなコンテストの子孫を早くホールで打ちたくてウズウズしております。まぁ、理想を言えば左上段コンドルからそれをやる必要はなかったかなとは思いますが。
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