設定1でも超破格のボーナス確率… 驚異の連チャン力を持つ完全告知パトランプマシン【パチスロ5号機回想】
レバーONで筐体上部のパトランプが「キュイン」との効果音と共に回転すればボーナス確定。その衝撃的な告知を初めて採用したマシンは、オリンピアの4号機『島唄30』だった。
ボーナス出現率は設定1でも約87分の1!
先日、ホール導入を開始したスマスロ『L南国育ち』からもわかる通り、以降、この告知方法は同社沖スロタイプのスタンダードに。5号機初期には『南国娘(-30)』、『南国美人(-30)』など、立て続けにパトランプ搭載のマシンがリリースされた。
そんな中で、ひときわ異彩を放っていたのが2008年1月にデビューした『島育ち』。仕様は2種類のビッグとREGのみで出玉を増やすシンプルなボーナスタイプだが、なんと本機は設定1でも合算出現率約87分の1という超破格の数値を実現しており、50G以内に10連チャン以上することも珍しくなかった。
そのからくりはボーナスの獲得枚数にあり、ビッグが純増約312枚なのに対して、REGは約14枚。もちろん、ビッグ出現率よりもREG出現率の方が高く、その比率は1対2以上となる。
それ故、告知音が発生した際は、ボーナス絵柄を狙う手に力が入ること必至。順押しorハサミ打ちでは異なった楽しみ方を味わうことができ、順押し時は「赤7・チェリー・BAR」からのBAR絵柄テンパイで島育ちビッグが確定、赤7絵柄テンパイは赤7揃いビッグorREGのどちらかとなる。
一方、ハサミ打ち時は基本的に赤7絵柄とBAR絵柄がダブルテンパイすることから、この時点でのビッグorREGの判別は不可能。中リールにBAR&赤7の塊を狙い、BAR絵柄の3つ揃いは島育ちビッグ、赤7絵柄の3つ揃いは赤7揃いビッグ、赤7・赤7・REG揃いはREGがスタートする。
また、本機には嬉しいビッグ確定演出も複数用意されており、無音、シーサーランプ点灯、特殊キュイン、SPテンパイ音などが、それに該当。シーサーランプはリール左に設置されている。
なお、本機は通常時のベル出現率に設定差があり、その数値は以下の通り。
〇設定1:8.73分の1
〇設定2:8.61分の1
〇設定3:8.46分の1
〇設定4:8.33分の1
〇設定5:8.18分の1
〇設定6:8.06分の1
顕著な差ではないが、それなりのサンプルが集まれば押し退きの判断材料のひとつとして活用できる。
<スペック>
■7揃いビッグ
〇設定1:309.1分の1
〇設定2:296.5分の1
〇設定3:286.2分の1
〇設定4:276.5分の1
〇設定5:274.2分の1
〇設定6:260.1分の1
■島育ちビッグ
〇設定1:2730.7分の1
〇設定2:2621.4分の1
〇設定3:2520.6分の1
〇設定4:2340.6分の1
〇設定5:1598.4分の1
〇設定6:1456.4分の1
■REG
〇設定1:126.5分の1
〇設定2:124.8分の1
〇設定3:122.5分の1
〇設定4:199.2分の1
〇設定5:114.0分の1
〇設定6:109.2分の1
■ボーナス合算
〇設定1:86.9分の1
〇設定2:85.0分の1
〇設定3:83.0分の1
〇設定4:80.4分の1
〇設定5:76.7分の1
〇設定6:73.1分の1
■機械割
〇設定1:96.2%
〇設定2:98.2%
〇設定3:100.1%
〇設定4:103.1%
〇設定5:106.1%
〇設定6:110.3%